東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

あこがれの最北端の無人駅・抜海駅(その1)

2008-10-17 00:55:44 | 北海道・道北

Hokkaido080008_3  ここは最北端の駅、稚内から3つ目の駅。
 稚内・南稚内は「みどりの窓口」もある有人駅ですが、そのとなりの抜海駅は最北端の「無人駅」です。
 市街地から10キロも離れているため、なかなか訪問のチャンスがなかった駅なので、ずっとあこがれていました。
 抜海駅は木造駅舎、何度か改修を施しているせいか、とても最北端の秘境駅には見えません。

Hokkaido080006_2  駅前の風景。
 牧草地が広がっていて、民家1軒もありません。
 ここから1.5キロ先の海岸に小さな集落があり、冬季になると野生のゴマフアザラシの群れが見られるそうです。


Hokkaido080001  ここに来たのは8月27日の午前中。
 利用者は1人も見かけませんでした。
 切符売り場だったのかな、受け皿が見えますね。
 駅事務室は閉鎖されていましたが、昔は何人かの駅員さんが常駐していたみたいです。
 抜海駅マニアの方々が駅舎を大切にしているのか、ゲームセンターの縫いぐるみまで飾っていました。

 時刻表は 
 稚内方面 7:25 8:48 11:14 16:22 18:31
 名寄方面 6:40 11:14 14:28(旭川行) 17:26 19:40(幌延行)
 
 普通停車本数 1日なんと 5本!!+(特急通過は1日3本)
 今回は旭川から新型「スーパー宗谷1号」であっという間に来てしまったので、ローカル線の秘境さを味わえず。

Hokkaido080005  抜海駅ノート。
 私みたいな抜海駅に思い入れのある方々のメッセージが書き込まれています。
 ほとんど本州からの旅人でした。

 管理人は 宗谷をテーマの写真で楽しむサイト「くもゆに写真工房」さんです。
 そのホームページの中にある「抜海駅週報」は週ごとの抜海駅の様子が見られます。
 今週の抜海駅はまだ雪は降っていませんが、色づいた風景がとてもきれい。
 ぜひ、そちらのサイトで抜海駅を心行くまでお楽しみください。

Hokkaido080002  ホームに出る直前の待合室。
 駅舎に入るのに、何度か扉を開けました。
 防寒のために二重になっているみたいです。
 冬になると想像を絶するほどの吹雪でホームに立つのはちょっと大変なので、列車が来るまでのちょっとした待合室。


Hokkaido080010  天井。
 長い間の積雪で染みがついてしまったみたい。
 抜海駅を見て、いろんな想像を思い巡らしてしまいました。
 続きはまだあります。お楽しみに~。

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日本最北端・宗谷岬

2008-10-14 00:08:38 | 北海道・道北

 御蔵島、友人の結婚お祝い・・・で北海道の話は後回しにしてしまいましたが、今日からぼちぼち書こうかなと思います。

 家族で北海道に行ったのは8月下旬、今日は10月14日。
 ちょうど、8月下旬に行ったときとほぼ同じ気候になってしまいました。
 つまり、向こうは「早い秋」だったのですね。
 旭川近郊の層雲峡も今が紅葉の見ごろだそうです。(紅葉情報はこちら

 関東だと今から1ヵ月後(11月中旬)が見ごろかな・・・。

 稚内駅でレンタカーを借り、宗谷岬までほぼ1時間くらいのドライブ。
 カーナビのルートでは、南稚内駅前を通るようにと指示があった。
 「あれ!?最北端に行くのに南下するようなルートになっている?」とコンビニに停め、ルートを再度、確認。
 カーナビは間違っていなかった。

 稚内駅より北にあるものなので、カーナビが狂っているかと・・・。
 国道40号線でいったん南下し、国道238号線に左折。
 そのまままっすぐ進むと稚内空港を経て宗谷岬にたどり着く。

 声問(こえとい)郵便局前通過。

 声問は、今から20年前の平成元年に廃止された「天北(てんぽく)線」の駅名になっている。しかし、線路の跡がまったくわかりませんでした。
 「天北」は旧国名の「天塩」と「北見」から1文字ずつ採られている。

 宗谷本線の音威子府駅で分岐し、南稚内で再び交流する最北端の鉄道でした。
 1987年4月1日、国鉄からJR北海道に継承され、わずか2年の短命。 

 声問郵便局で風景印押しても、あまりピンと来ないので、最北端の郵便局、「宗谷岬郵便局」までお預け。
 
0056hokkaido08  やっとたどり着きました~!
 北緯45度31分14秒の日本最北端!!
 
 

 近くて遠い国境線はここだけではなく、韓国の38度線もある。
 板門店(パンムンジョム)の停戦会談場に国境がマイクの線で引かれてあって、南側は韓国、北は北朝鮮。
 韓国側からの観光ツアーで、停戦会談場の見学も可能だが、まず、韓国兵が北朝鮮側のゲストがいないのをサイレント(相手と交わすこともなく)確認。
 数人の兵士が会談場の四方に配置、それからゲストたちの入場。
 国境線をまたいで北朝鮮領に足を踏み入れることもできるが、あまりにも羽目を外すと北朝鮮に連れて行かれそうなので、ちょっと緊張してしまいました。
 新炭里(しんたんり)駅から軍事境界線までわずかな距離だが、何重かのバリケードと兵士の監視で簡単に行くことはできない。

 で、ここも同じです。わずか43キロ先にロシア。
 稚内港からコルサコフ(日本の旧地名は「大泊」)行きのフェリーが出ていますが、片道だけで約3万円、パスポートのほかにビザも用意しなければならず、ハードルは高いのです。

 今日は晴れていてもガスっていて、残念ながら島影は見えませんでした。

 日本の歴史を見ると、戦前までは朝鮮半島、樺太、台湾を大日本帝國とし、わが国の領有にしていた。
 (1947(昭和22)年5月3日に「日本国憲法」施行に伴い、天皇を崇拝する「大日本帝國」から「日本国」に改めた)

0057hokkaido08  「最北端の地」より数メートル先にある海岸。
 先端の石に立てば、本当の最北端になる。
 真冬になると、サハリンまで氷海になり、陸続きかな・・・とふと思いましたが、最近の地球温暖化でそのような現象になるのは難しいかも。


0061hokkaido08  宗谷岬の小高い丘、「宗谷丘陵展望台」からの眺め。
 ここからだとサハリンが見えるかなと期待していましたが、今日はなかなか見えません・・・。
 青い建物は最北端のお土産屋さん。


0062hokkaido08                  

  右側に目をやると、漁港。
 あそこに行けば、「最北端の地」 よりも北になるのでは?と地図をよく確認すると、目の錯覚なのか数十メートル程度の南に位置していました。
  
0058hokkaido08  ここに来たのは3回目。
 最北端の観光に力を入れているらしく、新しい宿泊施設が次々と建っています。
 稚内市内のホテルではなく、ここにすればよかったかも・・・。

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最北端・稚内駅

2008-09-06 00:00:00 | 北海道・道北

 13時28分定刻、スーパー宗谷1号は稚内駅ホームに滑り込むように到着。
 私の乗った車両はちょうど改札口の前に位置しており、すたこら・・・と改札口へ。

 「ちょっと待った!!」

 「最北端の駅」標識に乗客が群がっていた。
 つまり、ほとんどの乗客は地元ではなく、遠いところからの記念撮影ということらしい。

 飛行機であっという間に稚内に来るよりも鉄道ではるか北を目指したほうが、「やっと最北端にやってきた」という実感がある。
 スーパー宗谷号はディーゼルのわりに駅を通過するスピードはすさまじく、流れ過ぎる駅を確認できたのは塩狩駅、糠南駅、抜海駅のわずか3駅。
 塩狩駅は三浦綾子さんの小説で有名な「塩狩峠」の舞台。
 1909(明治42)年2月28日の夜、急勾配の塩狩駅付近で突然客車の連結器が分離、逆暴走。
 乗客の1人だった、若き30歳の鉄道員が「多くの乗客を救いたい」と自分の体を張って客車をせき止めたそうです。客車の下敷きになり、犠牲になられました。
 その実話を基に小説化されています。
 急勾配なので、特急もスピードを落とすかなと思いましたが、エンジンの響く音もなく、軽々と通過。山の峠に差し掛かっているなという感じもありませんでした。

 次に見えたのは糠南(ぬかなん)駅。朝礼台のようなホームに物置小屋が置かれているだけでした。
 ビデオでも撮るつもりでしたが、今どこを走っているか把握できず。わずか1,2秒くらいでしたが、しっかり目に焼きついておきました。

 抜海駅は、南稚内から10キロ、通過予定時刻を割り出し、ビデオにおさめることができました。日ごろは計算もせず、とんぶり勘定で済ませるのにこういうときだけ細かいかも・・・。(笑)

0048hokkaido08  念願だった、「日本最北端の駅」の標識。
 この先に見える車両止めは、今はなき天北線(1989年廃止)のレールが使われているとのこと。
 2本の鉄路はここから鹿児島県の枕崎まで途切れることなく、繋がっているのですねぇ・・・。(JRから経営移管された青い森鉄道、いわて銀河鉄道、肥薩おれんじ鉄道もJRのレールと繋がっています)
 「稚内→枕崎 経由:宗谷・函館線・津軽海峡線・東北・八戸・新幹線・博多・鹿児島線・八代・新幹線・鹿児島中央・指宿枕崎線」の切符を買うとしたら、3154.9キロ、運賃は28,980円なり。

0047hokkaido08  行き先表示は「回送」に変わってしまいましたが、16時51分発の「スーパー宗谷4号」として札幌に帰ってしまいます。
 朝8時半出発、稚内で3時間程度の休憩、札幌に戻るのは夜21時50分。
 1日の勤務時間は12時間超えているみたいですが、毎日お疲れ様です。
 素晴らしい景観のドラマを見せてくれて、ありがとう。

Ticket181  ハン尚宮(母)がカメラを持ってせわしく動き回る私を見て、ちょっとつまらなさそうな顔をしていた。
 去年は最南端の赤嶺駅(沖縄県)、今回は最北端の駅。
 喜びをかみしめなさいよ・・・。

 改札口で駅員さんに切符を渡す前に「記念として持ち帰りたいですが・・・」
 切符を見ないで「はい、いいですよ、どうぞ!」
 えええーっ!このまま持ち帰ったとしても、スタンプなどで乗った証拠がないとただの買い置きしているかように見える。
 「何か押すものはないですか?」と申し出ると、「無効 稚内駅」のゴム印でした。

0050hokkaido08  

 稚内駅の改札口。
 


0051hokkaido08  
 13時45分発 特急「サロベツ」号の改札中。



0052hokkaido08  改札横のみどりの窓口。
 1ケ月先までの全国のJR全線・指定席券発売中。
 稚内駅発行の何かの乗車券・・・?当分は乗る予定なし。
 

0053hokkaido08  
 駅出口あたりにありました。
 


0054hokkaido08  
 最北端の駅にしては都会的ですな・・・。
 2階部分は待合室を兼ねた仮眠室らしい。
 

0055hokkaido08  駅を出て右側に小さな通路があります。
 そこを通ると、記念撮影スポット。
 「最北端の線路 指宿枕先線・西大山駅 最南端から北へ伸びる線路はここが終点です。 宗谷本線・稚内駅 昭和3年12月26日開業」と書かれています。
 昭和3年といえば、樺太(現ロシアのサハリン)も日本の鉄道が走っていました。
 韓国は祖国統一を願って、もう少しで北朝鮮に届きそうな最北端に「鉄馬は走りたい」の看板ですが、ここは潔く「日本最北端」。

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特急・スーパー宗谷1号

2008-09-05 00:13:49 | 北海道・道北

 旭川9時53分発、稚内着13時28分、259.4キロをおよそ3時間半の旅。
 この新型特急がデビューする2000年以前は普通のディーゼルカーを急行に改造した、キハ40。(改造後はキハ400)
 キハ40といえば、山陰本線や山口線などでトコトコのんびり活躍しているヤツと同じもの。
 無理やりエンジンパワー全開の「急行」にしても、4時間半はかかったので、およそ1時間の短縮ですね。
 当時は夜出発して翌朝に着く夜行急行も設定されており、両端はキハ40、中間車はブルートレインの寝台車も連結ということもありました。

0039hokkaido08  これから北の最果てに旅するのに、パンチの穴が開くだけの自動改札機なんてそっけない・・・。
 


0040hokkaido08 JR北海道の駅名票。
 韓国と東京の地下鉄にちなんで、駅ナンバーを導入。
 駅ナンバーは地理に不慣れな外国人向けのサービス。
 「T23(西船橋)の東西線、T09(大手町)。同じ駅のM18に乗り換え、M25(池袋)で降りる」
 このように路線図に載っている番号を頼りにしてスムーズに乗り換えや目的地に行けるメリットあり。

 旭川はA28、札幌から28番目の駅。稚内はW80、札幌駅から80番目。

0041hokkaido08  普通のキハ40。
 故郷の山陰線と同じものですが、こちらは寒地向け。
 窓が二重になっています。


0042hokkaido08  
 9時53分、特急スーパー宗谷1号がホームに入りました。
 稚内駅の「最北端」の標識に1番近い、先頭車の左側にしたので、
 増21号車1番D席。

 乗り心地はローカル線とは思えないほどの超高速、まるで電車のようでした。
 名寄までは130km/hだそうです。

0043hokkaido08  
 先頭車はグリーンと一般席が半室。
 一般でもグリーンとあまり変わらないほどの快適さになっていました。
 


0044hokkaido08  
 あこがれのグリーン。



 検札は切符をよく見ずに「ありがとうございます」だけでした。
 片手にチケッターを持っていても、省略されてしまいました。
 どんな印影になるか楽しみにしていたのに・・・。
 ここは旭川車掌所の管轄かな?

0045hokkaido08 
 天塩中川駅を過ぎたあたりに昼食の旭川駅弁。
 車窓を眺めながらの駅弁は実に何十年ぶり。



0046hokkaido08 
 この絶景パノラマは、宗谷本線を全部乗り通した特権のプレゼント。
 抜海~南稚内の間に利尻島が見えるのですが、今日は霞んでいてあまり見えませんでした。

 ハン尚宮(母)いわく「もうすぐ稚内だというのに、こんな風景が続くなんて、終着駅はとんでもないところなのかい?」
 南稚内駅停車。「なーんだ、さっきまではすごい景色ばかりだけど、このあたりは街になったのね」
 
0049hokkaido08  やっと、稚内駅到着!!
 それでは、旭川~稚内の動画をお楽しみください。
 聞こえる方も楽しめるように車内の音は消していませんので、ボリュームを調整してください。

 この動画の中に私の大好き(?)な駅も入っています。(笑)

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最果ての鉄路・宗谷本線

2008-09-04 00:00:00 | 北海道・道北

 今日(8月26日)は旭川から特急スーパー宗谷1号で最北端の稚内へ移動。
 何も知らずに宗谷本線に乗っても楽しくないので、事前にリサーチ。

Railmap183  国鉄監修・交通公社の時刻表 1977(昭和52)年12月号に載っていた北海道の鉄道地図。
 
 今の時刻表を開いて見ると、道内主要都市を結ぶ路線のみになってしまいました。

 辛うじて宗谷本線だけ残して、枝分かれした網の目のような路線は廃止。
 1987(昭和62)年4月、JR北海道発足時の路線図はいくつかの路線があったような気がする・・・と、調べてみました。

<JR北海道としての廃止路線>
 天北線、名寄本線 1989(平成元年)5月1日廃止
 深名線 1995(平成7年)9月4日廃止

<JRに引き継がれることなく国鉄時代に廃止してしまった路線>
 羽幌(はぼろ)線 1987(昭和62)年3月30日廃止
 興浜南(こうひんなん)線 1985年(昭和60)年7月15日廃止
 興浜北(こうひんほく)線 1985年(昭和60)年7月1日廃止
 美幸線(びこう)線  1985年(昭和60)年9月17日廃止 
 渚滑(しょこつ)線  1985年(昭和60)年4月1日廃止

 他にも数え切れないほどの廃止線がたくさんありますが、今回は道北エリアなので、宗谷本線を取り巻く範囲内にしました。

 宗谷本線は旭川から稚内まで259.4キロ、明治時代日露戦争の輸送目的で敷設。
 樺太(現在ロシアのサハリン)を日本の施政下に置いたあとは、宗谷本線を稚泊(ちはく)連絡船に直接乗り換えができるようにしてあったそうです。
 樺太庁大泊町(現在はコルサコフ)の「泊」の字を取って、稚泊連絡船。
 現在も就航中だが、昔と違ってパスポートとビザが必要になります。

 (注:樺太庁は1949(昭和24)6月1日消滅)

 当時、北緯50度以南は日本領土なので、JRの在来線と同じ軌間1067ミリで樺太鉄道を敷設したため、1993年(平成5)年頃、JR東日本が古くて使われなくなったディーゼルカー(キハ58)を何両かサハリンに譲渡したことがあるそうです。
 今でも使われているかどうかは実際に行ってみないとわかりません。

Korea45  韓国最北端の駅は・・・日本人が敷設した、京元(キョンウォン)線の新炭里(しんたんり)駅。
 何枚かデジカメで撮ったのに、ハードディクスが突然故障してしまい、再起不能。
 デジカメのデータはC:トライブに入れるのではなく、外付けのハードディクスにして、万が一故障してもデータを残せるようにしています。
 日本製の信頼できるブランドのDVDに移し替えたほうが安心ですけど・・・。
 護政府(ウィジョンプ)からおよそ1時間くらい。38度線(サンパルソン)を超えるのはこの路線しかない。

 代わりに京義(キョンウィ)線の最北端、都羅山(トラサン)駅を載せました。
 都羅山で鉄路は途切れているのではなく、国境を越えて北朝鮮の板門(バンムン)駅までは直結されているはずだが、去年(2007)年5月の試験運転で1度だけ両国を往来しただけ。
 韓国では「ここは最北端です」とかの宣伝するような看板はなく、「??? ?????」(鉄馬は走りたい)。

 今度は、日本人として「最北端の駅」に立ちます。
 (と言いつつも、今まで飛行機や東京からのクルマで稚内駅に立ち寄っても、鉄道としての最北端の実感がなかったため、今回は改めて・・・)
 次回は「スーパー宗谷号」をリポーターします。

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旭川最終日の夜

2008-09-03 00:14:52 | 北海道・道北

 今日は9月2日。
 先月下旬あたりからもうそろそろ秋になるかなと思わせるほどの気温が続いていたのに、今日から猛暑にぶり返したらしいです。
 暑苦しい熱帯夜ではなく、窓を開けていれば涼しいよそ風が入って来るので、先月よりはマシになったかな。
 さて、北海道の続きです。(ほぼ毎日北海道の話題なんですが・・・)

0030hokkaido08  宿泊先付近のスーパーに行ってみました。
 わが家の台所を支えてくれる、熟手(スクス)のドックおじさん(父)が物価調査。
 熟手(スクス)とは、韓国ドラマ「チャングムの誓い」に出ていた宮廷出張料理人なので、食材選びもやってくれます。
 私の買ってきた野菜をドックおじさん(父)が丹念にチェックし、「ちゃんと裏まで見ないと・・・。見えないところで多少腐っている部分がある」と注意するほど細かいんです。(笑)

0031hokkaido08  北海道産のブロッコリー100円。
 地元で採れたものなので、安いですね。
 千葉だと、北海道からの輸送費も上乗せされているのか、ちょっと高めになっていました。


0029hokkaido08 同じ北海道といっても、海に近い函館、 小樽、稚内、根室あたりなら獲れたての魚介類をよく見かけるのですが、ここは北海道の真ん中、旭川。
 それでも新しいのは産地直送なのかも。
 近所のスーパーだと、このくらいの刺身は1,000円程度。
 新しくて680円から780円とは安いです。

0032hokkaido08
 近所の電器屋さんに行っても、ストーブの展示はなかったのに、北海道では早くも展示されていました。
 去年沖縄に行ったときは、ストーブを売っているところを1軒も見かけなかった。
 数年前の12月に行ったときも日中気温27度、エアコン(冷房)が入ったくらいなので、もしかしたら、沖縄県はストーブとは無縁なところかな。でも、2、3年位前の大寒波の影響でストーブの需要が上がったとか、そのようなニュースを聞いたような気がします。
 今年から灯油代が非常に高くなっているので、寒くなる前に値下げして欲しいものです。

0033hokkaido08  みどりの窓口を通して予約した駅レンタカーを構内に返却し、ちょっと構内を探検してみました。
 ここは最北端の自動改札機。
 10月からsuicaと同じ仕様のkitaca(キタカ)を札幌都市圏に導入予定。(旭川駅はエリア外になっていました)
 来年の春から首都圏でいつも使っているsuicaを北海道でも相互利用ができるようになるらしいです。JRもついにチケットレスの電子マネー時代!?

0034hokkaido08  近距離自動きっぷ売場コーナー。
 左側に自分で指定席券を操作し、発券できる機械がありました。
 



0038hokkaido08  ちょっとメニューが寂しい。
 JR東日本は色んなメニューがついていて、全国のとんでもない秘境駅から秘境駅行きの乗車券や、指定席の位置も自分の好みで選べるのですが、ここは北海道のみかな?


0035hokkaido08  今夜の夕食。
 昼食の層雲峡イタリアンに続き、また洋食!?
 旭川といえば、ラーメンやジンギスカンが名物なので、鮮魚が食べられるお店を見つけるのは大変・・・。


0036hokkaido08  期間限定の夏メニュー、冷たいパスタ。
 




0037hokkaido08  クリームパスタ。




 今日は1日じゅう動き回ったせいか、とても美味しかったでした。
 ごちそうさま~

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北海道の道路事情

2008-09-02 00:00:00 | 北海道・道北

0028hokkaido08_2 層雲峡から旭川駅に向かう途中の道。
 北海道の道路は明治時代、屯田兵による道路整備が行われたので、碁盤のように一直線というところが多い。
 網走刑務所の囚人も道路開墾に従事、人権を無視した過酷な重労働をさせられたこともあったそうです。
 
 石北本線の金華駅から生田原駅の間にある常紋トンネルも有名です。
 今は閉鎖されていますが、今から10年位前のJR北海道旭川支社の公式ホームページでも「十勝沖地震で損傷した補修工事で壁から立ったままの人柱が数体出たため、金華駅付近に殉難者供養塔が建てられた」という内容でした。
 「常紋トンネル」で検索すると、たくさん出てきます。

 ここに来て信号機の変わるタイミングが本州と異なるのに気付きました。
 碁盤の目のようにきれいに整備された市街地の信号機はほぼ同じタイミングで変わります。
 そろそろ赤信号に変わるかな、とブレーキをかけると、2つ目、3つ目先も赤。
 青に変わるときもほぼ同じタイミングなので、ストップ、ゴー、を繰り返さない、地球環境に優しい道路になっていました。
 そもそも真っ先に気付いたのはドックおじさん(父)。
 旭川空港から駅に向かう途中のバスで「信号の変わり方がきれいにそろえている」と。

 本州も北海道に見習い、信号の変わるタイミングを統一して欲しいな・・・。

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層雲峡・黒岳(続き)

2008-09-01 00:40:16 | 北海道・道北

0023hokkaido08  七合目リフト乗り場横の風景。
 ここから先は本格的な登山になり、山小屋で登山の申告をしなければならないそうです。
 空を見上げると、山頂付近では雲がかぶっていました。
 夏服で登山とは無茶なことなので、そのまま降りてしまいました。

0024hokkaido08  
 ここではもう「秋」ですね。




0025hokkaido08  これは高山地でしか見られない、蝦夷(えぞ)りんどう。
 紫色に近い、濃い青色で群生していました。



0026hokkaido08  五合目ロープウェイ乗り場付近の風景。
 冷たい風に当たりながら降りたので、暖房が恋しいな・・・と思ったら、ロープウェイ乗り場の待合室では、なんと、暖房中。
 まだ8月なのに、暖をとるのは生まれ初めて。

 麓におりると、暑くも寒くもなく、ちょうどよい気温でした。

0027hokkaido08
 層雲峡温泉街からクルマでおよそ5分のところの、「流星の滝」というところです。
 この風景を見て、真っ先に思い出すのは、やはり御蔵島。

 御蔵島も海に注ぐ似たような滝もあるんでしたっけ・・・?
 そこへはまだ行ったことはないのですが、情報を集めているうちにサイトを見つけました。
 「御蔵島」で検索すると必ず出てくる、詳しい観光案内の「御蔵島の旅人」サイト内の「御蔵島の見どころ(滝)」にクリックすると、見られます。

 そうしているうちにもう夕方の4時半頃になってしまいました。
 旭川市までおよそ60キロくらいなので、到着予定は6時から6時半頃。

 かっ飛ばすわけではなく、帰りもゆっくりドライブ。今回は珍しく自動車道80キロ、一般道路60キロでした。飛ばしてみたくても、これ以上アクセルを踏み込むようなことはしなかった。人間は歳を取るつれに考え方が変わってくるはず、歳のせいかな?
 (過去に速度違反で多額の罰金を科せられたことあり)
 おっかなびっくりをしながらドライブをするよりも、法定速度のほうがすっきりしませんか?
 人によっては多少イライラすることもありますが、排気ガス減少のためなら・・・。
 まあ、回りから見れば煙だかられているのは確か、後ろにクルマがいると道を譲ったりしています。

 では、黒岳登山(といいつつも、ロープウェイとリフト)の動画をご覧になってください。

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層雲峡・黒岳(大雪山国立公園)

2008-08-31 00:00:00 | 北海道・道北

<embed src="http://slide.alpslab.jp/fslide.swf" width="320" height="240" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="pos=43/43/24.134,142/57/22.398&amp;scale=3000000&amp;link=base"></embed> 

 層雲峡はこんな場所でした・・・。
 雑踏する旭山動物園から急に秘境に変更するなんて、心の中でどこか青ヶ島を求めていたかも知れない。
 地図を見ると、もう少しで網走支庁の境界線に届きそうな場所なのですが、旭川市からわずか60~70キロくらいです。
 (マウスの矢印を地図に近づけ、転がるようなもので上下すると尺度が変わりますので、おおまかな位置がわかると思います)

 このあたりの旭川紋別自動車道は部分開通中で通行料はなんと無料でした。まだ建設中なので、上記の地図には載っていないみたい。
 
 北海道の道路はとても広くてかっ飛ばしたい気持ちはあったのですが、以前からエコドライブを実践しているせいか、ここでもゆっくり・・・。
 
 後ろを走っていた大型トラックがすごい排気ガスを撒き散らしながら追い越していったのです

0016hokkaido08  
 やっと着きました。
 層雲峡の街並みです。
 新しくてお洒落な建物ばかり建ち並んでいました。
 

0017hokkaido08  ちょうどお昼時なので、ランチは山のイタメシ屋「ビアグリル・キャニオン」というところ。
 この近くに獲れた野菜や肉をふんだんに使われている、とても美味しいレストランでした。

 こんな何もない秘境だというのに、美味しいところがあるなんてびっくりです。
 店内もそんなに混んでいなくて、心行くまでゆっくり食事することができました。

0018hokkaido08  ロープウェイの乗り場。
 建物が山小屋風になっていて、洒落ていますね。
 標高1984メートルのうち、半分の5合目あたりまで連れてくれるそうです。


Rope180  ロープウェイのチケット(左)
 さらに山頂へは、5合目のリフト乗り場で新たにチケットを購入する必要があります。
 
 

0019hokkaido08  眺めがとてもきれい!!
 山頂の気温10度。夏服で大丈夫かい!?
 北海道は寒いと頭の中でわかっていても、準備しなかったのは何でだろうね?


0020hokkaido08  さらに山頂に近づけたくて、今度はリフトに乗り換え。
 冷たい風が体じゅうに当たってしまい、さすがに寒かったですが・・・。



0021hokkaido08  紅葉の季節になると、絶景になるそうです。
 紅葉シーズンは9月初旬、山頂から色づき、麓は10月初旬頃が見ごろだそうです。
 温暖化の影響で、今年はまだ緑になっています。

0022hokkaido08  
 さらに山頂を目指して・・・・。

コメント (2)
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旭山動物園

2008-08-30 00:46:30 | 北海道・道北

 北日ノ出駅を後に向かったところは旭山動物園。
 無料駐車場はすでに満車、向かいの民間駐車場では「どうぞ~!」「こちらに!」と係員が誘導。
 入口に最も近い民間駐車場にクルマを停め、動物園の門を潜った。

0012hokkaido08  入口の右側に「ととりの村」コーナー。
 ドックおじさん(父)いわく「見て!足を1本にして、眠っているみたい」。
 確かにそうなっていました。
 その姿でもバランスを崩さない、珍しい鳥。

 さらに進むと「ぺんぎん館」の前に長蛇の列。順番待ちで15~20分くらいでやっと中に入れました。

0014hokkaido08  もちろん、建物の中は人、人、人、人、人・・・・で雑踏中。
 ハン尚宮(母)いわく、「沖縄の美ちゅら水族館では、そんなに人混みじゃなかった。沖縄のほうが落ち着いて回れるし、眺めもとてもきれい」と。
 私もそう思った。その時点で、旭山動物園の次の候補地、「層雲峡」に急遽変更と今日の段取りを計算。

0013hokkaido08  
 まもなく9月になろうとしているのにあじさいの花がきれいに咲いていました。
 


0015hokkaido08 
 アザラシ館の前にあった、水槽。
 アザラシたちが気持ち良さそうに泳ぎ回っていました。
 あたりを見回すと、ほっきょくぐま館も長蛇の列・・・・。

 学校の夏休みは7月19日から8月31日までだけど、北海道は7月26日から8月17日まで。短い分、冬休みがとても長いので、期間は内地と一緒だそうです。
 子どもたちもたくさんいたので、多分、内地から遊びに来たのかな。

 今日はとても混んでいて、1日見回ると疲れてしまいそう。
 動物たちには申し訳ないけど、すぐ切り上げてしまいました。

 今度は第二候補にあがっていた、層雲峡へ。

 せっかく動物園に来てしまったので、動画をアップしました。
 滅多に見られない、ペンギンとアザラシの泳ぐ姿が見られます。

 

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北海道初日~旭山動物園の最寄り駅・北日ノ出駅

2008-08-29 00:00:00 | 北海道・道北

0001hokkaido08  マイレージ特典の座席数が限られていて、旭川行きの最終便しかなかったので、その便にしました。
 道内どこでも同じマイル数なので、最も遠いところにしたほうが得だと目論んでいたのだが、発着便の多い、新千歳(札幌)に変更して、空港と直結するJR新千歳空港駅から特急で旭川に向かう方法もあったっけ。
 でも、でも・・・新千歳空港から186キロも離れていて、2時間も・・・。
 新千歳空港から稚内まで443キロ。同じ北海道とはいえ、遠すぎますね。

0002hokkaido08  7時頃、旭川のネオンが見えました。
 旭川空港は街外れにあるので、ネオンが消えた寂しいところに着陸。
 それから旭川駅行きの空港バスに乗り換え、着いたのは夜の8時。
 

 今日(8月28日)の夜は、すごく蒸していて暑いのに、旭川の気温16度。涼しいというよりも寒い。
 旭川の郷土料理といえば、ジンギスカン(羊肉)。
 遅い到着のため、両親はちょっと疲れ気味のようでした。

0004hokkaido08  駅前から徒歩10分くらいのジンギスガン専門店。
 メニューでは「生ラム・・・」ばかり目立っていて、
 「生ラム」と書かれているけど、生じゃなくて焼いて食べるのですか?と一応確認。
 
 七輪に丸い鉄板、生ラムを中心に回りは野菜を焼くというのが、ジンギスカンの食べ方だそうです。
 関東では、羊肉を食べる習慣がないため、両親はちょっと抵抗していましたが、臭みもあまりなく美味しく戴けました。

0005hokkaido08  
 泊まった部屋からの風景。
 今日は曇り。雨が降らなかったのは幸い。
 


0006hokkaido08  朝食のバイキング。
 北海道料理勢そろい。
 野菜炒めかと思ったら、肉は羊肉になっていました。
 旭川では名物のようですね。


0009hokkaido08  
 もはや有名になった旭山動物園の最寄り駅、石北本線(旭川~網走)の北日ノ出駅です。
 



0010hokkaido08  旭川行き6本、上川行き4本!!
 動物園に行くのに始発の14時3分着とは、ちょっと不便のようです。
 (朝は旭川行きが数本あっても、上川行きは1本もない!)
 旭川駅から便利なバスが何本が出ているため、わざわざそちらを利用する人はいないらしい。
 (駅から2キロくらい離れているため、徒歩30分かかるそうです)

0011hokkaido08 特急通過。
 網走から札幌に向かう「オホーツク」号。
 国鉄時代から使われている古いディーゼル特急にラベンダーをモチーフした紫帯ですね。


0007hokkaido08
 これが駅舎!?
 ただのブロック積みの小屋になっていました。
 小屋の中に駅の利用者なのか、自転車が1台。


0008hokkaido08
 除雪のスコップも常設。
 道路に面していて、まわりは住宅地になっているので秘境駅とはあまり言えないらしいです。

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航空券も感熱紙

2008-08-28 00:00:00 | 北海道・道北

 日本のてっぺん、最北端の地から戻ってきました。
 ほとんどメモとして現地から携帯電話からの更新でしたが、楽しめましたでしょうか。
 これから少しずつパソコンで写真や動画を編集し、更新していきたいと思います。

Koukuuken01178  携帯電話にANAモバイルAMCアプリケーションがインストールされているので、自動発券機にタッチするとこんな航空券が出てきました。
 あれ!?いつの間にかに航空券が感熱紙に変わってしまいました。

 1枚で帰りの便も一緒に印字されていて、帰りの空港で手続きをしなくても直接保安検査場にお越し下さいと書かれていますね。
 自動改札機もIC対応に変わっていて、右下のバーコードをかざすだけで通れるようになっていました。

Koukuuken02179  半券の代わりにレシートみたいな感熱紙が渡されてきました。
 JRのみどりの窓口も感熱紙タイプに切り替え、これからは感熱紙の時代になるのですかね・・。

 東京~旭川はANA機材による就航ではなく、コードシェア(共同運航便)なので、北海道国際航空(Air Do)の機材でした。

 もし、共同運航がなかったら、新千歳(札幌)になってしまい、旭川へのアクセスが不便になるところでした。

 到着予定時刻よりも早く旭川空港に到着。
 東京の空気がたっぷり詰まっている飛行機から出たとたん、猛烈に強いエアコンが効いているかような冷たさにびっくり。やはり、ここは北海道。
 ソウル(金浦(キンポ)または仁川)行きも飛行機から出たとたん、キムチのにおいがほのかに漂うと同じように、遠いところに行ってしまったと実感。
 (ハワイのホノルルもココナッツの香りが漂っていましたっけ・・・)

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利尻島

2008-08-27 13:36:38 | 北海道・道北
利尻島
今日はうっすら見えました。
携帯電話のカメラですが、島影見えるかな?

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ビーフストロガノフ

2008-08-27 12:41:18 | 北海道・道北
ビーフストロガノフ
ビーフは牛肉かと思ったら椎茸でした。
こんなに美味しいとはびっくり!!
キッチンでは金髪のロシア人が調理。
道理で本場の味になっているわけだ。
ロシアに行きたくなりました~(^O^)

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初のロシア料理

2008-08-27 12:31:08 | 北海道・道北
初のロシア料理
ペチカランチのピロシキ、ボルシチ、ウズベク風ピラフ、ブィニングレット
ロシア語です。
すごく美味しい~!!

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