名古屋の女性社労士・行政書士事務所ブログ

会社設立から雇用相談、助成金まで。オフィス石野が、日々のあれこれをアップします!

労働条件相談ホットライン

2014-11-28 17:29:45 | スタッフのつぶやき
スタッフKです。

気が付けば、もう11月が終わりかけていて、
私は「まだ秋の味覚を制覇していない!」と
大慌てで脂肪を蓄えております(笑)

もう、街ではリクルートスーツを着た就活生たちが目立つようになり、
駅や電車の広告でも「就活」という文字を
目にすることが多くなったような気がします。

自分も就職活動をしたときは、
初めて社会に出れるという高揚感と、
果たして就職できるのかという不安感でいっぱいでした。

初めて「社会」を教えてくれた、就職先は、
私たちの年に初めて新卒採用をするということで、
お互いに手探りながらも、いろいろなことを教えてくれました。


当時の会社は人事・経理を全て自社で賄っていたのですが、
初めての新卒採用で、わからないことも多いので、
私たちが入社するにあたり、
社労士の先生に会社の顧問を頼むことになったそうです。

昨今、「ブラック企業」という言葉が流行り、
労働条件が劣悪な会社を批判する声が高まっています。
中には「ブラック企業大賞」なるものもあり、
劣悪な労働条件の下で働いていた従業員が
自殺してしまった会社等を公表していたりします。
国が行っているような公式な発表ではないので、
必ずしも真実とは限りませんが、
この平和な国、日本でも、劣悪な労働条件を強いて、
従業員に労働させている会社はまだまだあるようです。


経営者が悪意を持って、そのような労働をさせるなんて、
とんでもないことですが、

「法律を知らない・理解していない」ばっかりに、
いつの間にか悪い環境になってしまっていることもあるかもしれません。


そこで、厚生労働省は、
若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組強化の一環として、
平成26年9月1日から、平日夜間・土日に、
誰でも労働条件に関して、無料で相談できる電話相談窓口
「労働条件相談ほっとライン」を開設したそうです。

「労働条件相談ほっとライン」は、
違法な時間外労働・過重労働による健康障害・賃金不払残業などの
労働基準関係法令に関する問題について、
専門知識を持つ相談員が、
法令・裁判例などの説明や各関係機関の紹介などを行う電話相談だそうです。


こんな謳われ方をしていると、
労働者のみを対象にしているように聞こえますが、
この相談窓口は使用者も使うことができます。

給与計算方法が曖昧なまま、給与を支払ってきたが故に、
悪意はないのに未払い賃金が出てしまって、労働者を苦しめてしまった。

こんな事があるかもしれませんし、

「たとえ労働者本人が分からないとしても、
働いてくれた分をきっちり計算して給与を支払いたい。
しかし、計算がこれでいいのか不安だ」
などと思っている方は少なくないと思います。

電話相談は、無料で、全国どこからでも利用でき、
もちろん匿名での相談も可能だそうです。

顧問の社労士の先生がいるなら、
その先生に聞くのが一番ですが、
顧問社労士をなかなかお願いできないようでしたら、
この電話相談を使ってみるのも手かもしれません。



≪労働条件相談ほっとライン≫
■ TEL 0120-811-610

■ 開設期間
  平成26年9月1日(月)~平成27年3月31日(火)

■ 受付時間
  平日(月・火・木・金)17時~22時
  土日         10時~17時
  ※ 12月6日(土)は、12時~17時
  ※ 年末・年始(12月29日~1月3日まで)は除く。

◆「労働条件ほっとライン」リーフレット
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000035v78-att/2r98520000035v8p_1_2_1.pdf


「使用者と労働者」はよく、
「敵と味方」の構図になってしまいがちですが、
お互いを尊重して働いていけたら、
「ブラック企業」なんて言葉は消えてなくなるかもしれません。
むしろ、無くなったほうがいい言葉ではないかと私は思います。



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年金の日

2014-11-21 11:30:01 | 年金のおはなし
スタッフAです。

11月に入って木々が紅葉し、街並みがとてもきれいですね
散歩がてらにウォーキングを再開しようと思っています。


さて、本日のブログのタイトル、
厚生労働省において、毎年11月30日を、
『国民お一人お一人「ねんきんネット」等を活用しながら、
高齢期の生活設計に思いを巡らしていただく日』として、
「年金の日」とされました。
11月30日を“いいみらい”と読む、とのこと…。


「年金の日」の趣旨について、
日本郵便・JA共済など 22 団体等が賛同し、
今後この各団体等と協働した取組により、
・「ねんきんネット」等を利用して
年金記録や年金受給見込額を確認していただき
・高齢期に備え、その生活設計に思いを巡らせていただくこと
を呼びかけていくそうです。

また厚生労働省・日本年金機構では、
今年の「年金の日」当日(11月30日(日))は、
年金事務所や街角の年金相談センターを
休日開所して年金相談を実施するとのことです。
詳しくは、下記の厚生労働省ホームページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000052617.html


さらに「年金の日」の取組の一つとして、
平成26年11月1日(正午)から
金融広報中央委員会が提供するインターネットサービス
「知るぽると」と「ねんきんネット」のリンクを開始しました。

「知るぽると」の「生活設計診断」では、
手取り収入、退職金、年金受給額(見込額)、
貯蓄額などを入力することにより、
ご自身の暮らしの現状や老後が診断できます。


まずは、「ねんきんネット」画面にログインして、
「年金見込額試算」機能で自身の年金見込額を試算のうえ、
「知るぽると」の「生活設計診断」を利用します。
※「知るぽると」の「生活設計診断」へのリンクは、
「ねんきんネット」の「試算結果照会」画面に表示します。

「ねんきんネット」には、下記のページからログインできます。
https://www3.idpass-net.nenkin.go.jp/neko/Z01/W_Z0101SCR.do


私も「ねんきんネット」を利用しようと思い、
かなり前にIDを取得していたものの
すっかりご無沙汰していたのですが、
ログインして試算してみたところ、
かなり詳細な情報が自宅のパソコンから見られて
とても便利!「知るぽると」も今度時間をみつけて
やってみようと思います。

なかなか自分の年金を考えることはまだありませんが、
毎年11月30日(いいみらい)は「ねんきんネット」
で自分の年金試算してみるのもいいかも、ですね!


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レジリエンスって知ってますか?

2014-11-12 18:33:21 | いしののココロ


こんにちは。いしのです。
あぁ、秋が終わり、冬が始まろうとしています。
忘年会の日程調整のメールが飛び交う時期になりました。
それが嬉しいような悲しいような・・・。
冬になるとなぜだかテンション下がり気味になる私です

さて皆さんはレジリエンスという言葉をご存知ですか?

日経プレジデント(2014.10.13 16ページ)の記事によると
「強いストレスや逆境においてもそれを克服、むしろ強化したり適用したりする精神力」
のことを言うのだそうです。

これ、あるといいですよね~! いや、持たなければ!
と思って記事を読み進めたのですが、
これを高めるためにはコア・コンピテンシーである

・自己認識
・自己調整力
・楽観性
・精神的柔軟性
・徳性を強みに
・人とのつながり

を理解することが大事とのこと。

どの規模、どの業種においても
ストレスフリーで働ける・・なんてことは
まず無理な世の中となっています。
(社労士だって当然そうですヨ

であれば、ストレスと上手く付き合える方法を知っておくほうが
気持ちが楽になりますよね

私もレジリエンスという言葉を知ったばかりで、
具体的なことはわかりませんが、
コレかなり興味深い世界のような気がします。
http://www.positivepsych.jp/pp6/pg640.html

それにしても先ほどのコア・コンピテンシーのうち、
今のところ私が持っていそうな強みは
「楽観性」「人とのつながり」かな???

っちゅーことで、忘年会というつながりも大事に楽しみたいと思います(笑)。

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