がらくた雑記・器

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良い会社は良い社員が育ち、悪い会社は悪い社員が残る 続3

2019年09月17日 | オフィスベルウッド

M社の会長の話の続。

 会社では、経営者と社員が忌憚なく気軽に話し合って、お互いの考えや思いを伝えることが大事だが、企業と金融機関との付き合いも同じ

 なぜ、T信用金庫を今でもメイン金融機関として付き合っているか?

 昔と違って、今は企業規模も大きくなったし経営内容も良くなってきたので、メガ銀行やメガ地銀からの新規取引の話もくる。

 確かに借入金利や安いので、それなりの取引はしているが、メインの金融機関を替えようとは、一度も考えたことはない。

 ただ、もし信用金庫に借入の相談をして、もうこれ以上には貸せません、と言われればその時は考えるが、今まで言われてもいないので、これからもメインとして付き合うつもり。

 決済取引は全てT信用金庫にしているし、他の金融機関に変更するつもりは一切ない。

 何故か?

 それはどこの金融機関よりも、支店長は2~3年で交代するが、T信用金庫が当社のことを知っていてくれるから

あなたも、当社が一番苦しかった時、本部に嘘を言ってまでして貸してくれたのでしょ

 自分の会社が良いか悪いか、借りるのが難しいかどうかは、自分が一番わかっている。

 だけど、会社や従業員を守るためには、たまには嘘も言わなければならない。

 私は、支店長の本部との折衝の苦しさもわかっていたから、絶対に会社を潰さずに借金は返済しようと思っていた。

 そして、恩返しをしよう、会社を優良企業にして末永く付き合うことが恩返しだ、と思っていた。

 今は、何とか恩返しができたかなと思っている。

私はM社のことで本部に嘘をついたことはない。

 ただ、良いところは大きく、悪いとことは小さく、稟議書に書いていたことは事実だ。

 しかし、M社の経営内容や会長の目指す将来の姿は理解していると自負していたし、間違いなくM社はこの困難を乗り越えて大きくなると考えていた。

 毎週1回は会社や営業所に訪問をしていたので、会長は当然として、経理担当者や現場の社員とも話をしていた。

 だから、会長の思いが社員に伝わっていることは理解できていたし、日々の現場での、社員の仕事に対する姿勢が向上しているのが垣間見られたので、将来に対しては自信を持っていた。

 自信を持っていたからこそ、稟議書には良いところは大きく、悪いとことは小さく、書くこともできた。

課題解決型営業が叫ばれているが、基本はどれだけ「訪問」して面談をしているか、であると確信をしている。

 訪問して、顧客(相手)のフィールドで勝負をすること、相手にイニシアティブを与える訪問でこそ忌憚ない話が得られる。

 来店する顧客(相手)を待ち、信用金庫のフィールドで戦えば、顧客が自分をガードしての話となり、本音や派生情報を得ることはできない。

 訪問に加えて、「知識」の修得と「経験」の裏打ちによる積み重ねが、これも重要である。

 この訪問・知識・経験の積み上げられた相乗効果が、課題解決型営業の成果に繋がると、私は確信をする。


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