田舎暮らしのつぶやきブログ

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連鎖退職 山本寛・著

2019年09月27日 | 読書の書評

最近、金融機関の支店長や次長と話をすると、新入行職員の応募が少ないことと、応募があってもレベルが下がってきた、との嘆き節を聞く。

 連鎖退職(日経プレミアシリーズ)[山本寛]

 人事担当者は、とにかく応募が無いと話にもならないし、応募者が少ないと自分の成績にもかかわるので、昔は第一関門で振り落としたような者まで受け入れる。

 人事担当者が、これは良い人材だなと思うと、知らないうちに面談等に来なくなる。

 金融機関も業態が大きく変化しようとしているので、これまでのように将来的には人員はいらないが、当面の人員は確保する必要がある。

 確保したい人員があるので、無理をして採用するれば、大きな志や我慢強さが少ないので、必然的に「連鎖退職」も発生する。

 連鎖退職は、金融機関だけの問題ではないが、本書は一度読んでみるべき好書でもある。

ある事業者の調査による、就業1年目の2016年と2019年での意識変化

 ①できれば、今の会社で働き続けたい  62.0% → 50.4%

 ②その内、転職したい         11.2% → 18.4%

 ③いつかは起業したい          6.9% → 6.6%

 ④フリーランスとして独立したい     2.7% → 4.2%

 4年間でも、これだけ新入社員の意識が変化をしているのだから、私のように昭和・平成と働いてきた者との、仕事に対する意識も大きく変化している筈。

 終身雇用と年功序列が崩壊しだしている雇用関係の中で、定年まで1就職先、など夢となっているのか?

 それが夢であると実感している若者が、早期退職や連鎖退職をするのも必然かもしれない。



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