がらくた雑記・器

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家計貯蓄率と無貯蓄世帯に付いて考える

2014年12月28日 | FP受験

内閣府が12月25日に発表した2013年度の家計貯蓄率が、同一基準で調査され始めた1955年以降初めて、マイナス1.3%になったと。

 家計貯蓄率とは、所得の内どれだけを貯金したかの率を表わす。

 全体的には、高齢者を中心として貯蓄を取り崩して所得を上回る消費をしたことになるが、増税前の駆け込み消費も響いたと言われている。

 それだけだろうか?

 金額的にいえば、2013年度の家計は給料や利子・配当などで285兆5千億円の所得を得たが、個人消費に289兆2千億円を使って、差し引きとなる家計貯蓄はマイナス2兆7千億円となった。

 所得以上に消費をした事になる。

 貯蓄があれば貯蓄を取り崩して消費した事になるが、貯蓄がなければ借金をして消費をした事(借金家計)になる。

日本の巨額の借金である国債は、主に金融期間と通じて家計と企業の貯蓄で支えられてきたが、恐ろしい事にこのスキームが崩れかかってきている。

 崩れると、アベノミクスでの積極財政の原資となる国債の消化も難しくなり、国債の金利上昇リスクが顕在化してくる。

 確かに、高齢者等の貯蓄の取り崩しも問題かもしれないが、非正規雇用の拡大や日本的雇用関係の崩壊による無貯蓄世帯の増加と家計の借金世帯の増加が問題ではないか。

 無貯蓄世帯は全世帯の3割を超えているが、この内借金世帯は8割以上ともいわれている。

 結婚したくても、結婚できるだけの収入がない。

 だから、1人で気軽に余裕を持って生活した方が良い。

 結婚しても、子供が欲しいが育てられるだけの収入ない。

 だから、子育ては無理!

 こんな家庭生活環境では、政府がいうように簡単には少子化を克服する事は出来ない。

中学の教師をしている長男から、4~5年前に聞いた話。

 自分の担任の40人の生徒の中で、母子家庭が11人、父子家庭が1人で、非常に片親の子供達が増えているとの事。

 お母さん1人では昼間の仕事で子供を養う事が難しいので、夜の仕事となる。

 夜の仕事となれば、子供達の夜の食事や勉強をみてやる事も出来ないし、満足に世話も出来ないし当然に塾に行かせる余裕もない。

 そんな環境の中でも頑張る生徒もいるが、余りにも生徒間の家庭環境に格差が広がり過ぎている。

 家庭訪問等で生徒の家庭環境を把握した上で日々の教育指導をしているが、その子達だけに目を掛けている訳にもいかないし、授業準備や研修会や部活動で時間的な余裕がない。

 学校だけでは微々たる力でとても及ばないので、子供達の生活環境の格差を縮小するような長期的な国の支援が必要だ。

 そして、自分達の組合も自分達の生活の事も大事かもしれないが、もっと自分達の手元にいる子供達の将来の事を考えた活動をすべきだ!

 それにしても、先生も能力と意欲に格差が開き過ぎているし、落ちこぼれの先生も既得権益のように学校に居座るのにも問題がある。

 仕事をやる先生は過重労働で心身ともに疲れ、仕事が適当な人は自分の趣味を生かした給料稼ぎをしている。

学校の事は詳しくは分らないが、私が勤めていた金融機関も学校も、相手が異なったり仕事内容が異なるだけで、いろいろな問題を抱えている。

 長男も、憤激をしながらやる気をもって頑張っているな、とわが息子ながら関心をする。

 どうか、体と心を病まずに頑張って欲しい!

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