パソコンサポート Q & A

パソコン講習会で寄せられた質問を解説しております。

キーボードによるメニュー操作

2008年10月08日 | ショートカットキー(Office共通)
まず、メニューについて説明します。

メニューはそれぞれの Office アプリケーションで若干異なりますが、メニューに表示される記号とその意味はすべてのアプリケーションで同じです。

多くの Office アプリケーションのメニューに含まれる記号は次の意味を持っています。

"小さな三角形の矢印" は、
メイン メニューの該当するコマンドの下に、サブメニューがあることを意味しています。そのコマンドを選択するか方向キーを使用すると、サブメニューに移動できます。

"メニュー項目の横のチェック マーク" は、
その項目が選択されている、またはアクティブになっていることを意味します。

"メニュー項目の後の 3 つの点" は、
このコマンドを選択するとダイアログ ボックスが表示されることを示します。

"メニューの下部にある二重山かっこ" は、
最初に表示されたもの以外にもメニュー項目があることを示します。メニューには通常よく使用するコマンドだけが表示され、あまり使用しないコマンドは選択直後のメニューには表示されなくなります。
二重山かっこより下にフォーカスを移動すると、残りのメニュー項目が表示されます。また、メニューを表示した後で数秒間待つと、メニューの展開が自動的に行われます。その後、別のメニューへ移動した場合は、処理を実行するまで各メニューが完全に展開された状態で表示されます。

それでは、ご質問をいただいた「キーボードによるメニュー操作」について記述します。

Alt キーを押してフォーカスをメニュー バーに移動し、方向キーでメニュー内を移動して、最後に Enter キーを押すと、選択したメニューを表示できます。

または、Alt キーを押しながら、メニュー名の後ににかっこで囲んで表示される文字のキーを押すことで、該当するメニューを直接表示することもできます。

たとえば、[ファイル] メニュー (F) を開くには、Alt キーを押しながら F キーを押します。



メニューが表示されたら、Tab キーまたは↓キーを使用してメニューのフォーカスを下に移動し、項目を選択できます。
必要なコマンドにフォーカスを移動し、Enter キーを押すとコマンドが実行されます。

最も速くコマンドを選択する方法は、コマンド名の後にかっこで囲んで示されている、そのコマンドに対応する文字のキーを押すことです。
たとえば、[開く] の場合は (O)、[閉じる] の場合は (C)、[新規作成] の場合は (N) が該当します。

メニューのコマンドを選択するか、ダイアログ ボックスが表示された後は、作業中のドキュメントに再度カーソルが表示されます。別の処理を実行するには、Alt キーかメニューのショートカットを使用して、再度フォーカスをメニュー バーに移動する必要があります。

誤って Alt キーを押したり、メニューを開いたりした場合、何も実行する必要がなければ、Alt キーまたは Esc キーを押すことで、ドキュメントに戻ることができます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。