土地家屋調査士・行政書士 松本英明のブログ

熊本市南区の土地家屋調査士・行政書士である松本英明が、仕事や趣味、日頃感じていること等を気ままに綴っています。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

法14条地図作成事業(続き)

2012年10月23日 19時58分53秒 | 調査士
昨日の話が途中で終わってしまいましたので、その続きを書きたいと思います。

今年実施されているのは、熊本市二本木地区で、1丁目から4丁目がその対象地域となっています。
そしてさらに、地域を6つに区分したうえで、携わっている30~40人のメンバーを6、7人の6グループに振り分けて、各グループのメンバーが担当した区域の境界立会、測量等を行っています。

ここで、その大まかなタイムスケジュールをご説明したいと思います。

まず、6月の中旬から下旬にかけて、市道や里道・水路、河川等の官有地の立会を先行して行い、その後、7月の中旬から9月の上旬にかけて、民有地の立会を進めていきます(本事業では、これを一次立会と呼んでいます)。
通常の境界立会では、同時に立会を行うのが一般的ですが、この事業の場合は、対象地域が広範囲であり、関係者が多数になるため、個別に立会を行っています。
その方法は、ご自身が所有されている土地の境界がどこと認識されているかを、各地権者ごとにお聞きするという形式です。
お隣同士で、その認識が一致すれば、境界が確定したということになります。
認識が一致しなかった場合は、通常の境界立会のように、同時立会をします(これを二次立会と呼んでいます)。
お隣同士で、とことん話し合ってもらい、妥協点を見出していく立会となります(これでも境界が確定しない場合は、各地権者の都合が合えば、三次立会が行われることもあります)。
この二次立会が、9月下旬から11月中旬頃まで行われます。
そして、この時期に、並行して一次立会で境界が確定した部分から順次測量を行っていきます。
測量は、10月中旬くらいから11月いっぱいをめどに行っています。
ちょうど今は、二次立会と測量の真っ最中で、連日現場に足を運んでいるという状況です。
今週は、今日は二次立会、明日は測量、あさっては二次立会といった具合ですね。
その後、12月の半ばくらいに、測量した結果について、法務局職員立会いの下、検測というものを行います。
各境界点間の長さに誤りがないか、一つ一つ確認をしていくというもので、3日間かけて行われます。
現場作業としては、概ねここまでで最後となります。
そして、年が明けて、1月の中旬以降に各地権者の下に、法務局から測量結果が通知され、2月上旬に3日間、縦覧が行われます。
測量を担当した私たちに対して、測量結果についての疑問・質問、異議申し立てを行う、地権者にとってとても大事な3日間となります。
この期間を過ぎると、測量結果について、承認したものとみなされ、新年度の4月以降に、法務局による登記の書き換え作業が行われ、この事業は終了します。

この法14条地図作成事業は、6月から12月にかけて、多くの時間・労力を費やす大変な作業ですが、登記と図面が現況に合うことで、忙しい中立ち会われた各地権者のためになるということにやりがいを感じ、日々頑張っているところです。

2回にわたり、長くつたない文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

日頃、ご支援ありがとうございます。
少しでも広く読んで頂くため、以下のランキングに参加しています。


にほんブログ村 士業ブログ 土地家屋調査士へ
にほんブログ村

何か感じましたらクリックをお願いします。ありがとうございます。
コメント   この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 法14条地図作成事業 | トップ | 日頃の感謝をこめて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

調査士」カテゴリの最新記事