土地家屋調査士・行政書士 松本英明のブログ

熊本市南区の土地家屋調査士・行政書士である松本英明が、仕事や趣味、日頃感じていること等を気ままに綴っています。

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境界立会

2012年11月09日 21時17分10秒 | 調査士
皆さんは境界立会に参加されたことはありますか?
境界立会は、私たち土地家屋調査士が、土地の測量をする際には欠かせないものです。
立会をするにあたって、土地家屋調査士は、概ね次のような準備を行います。

1.依頼された土地(以下対象土地と表します)の登記事項証明書、その隣接地(場合によっては道路・水路の対向地も含む)の登記事項要約書、字図(公図)または法14条地図、対象土地及び隣接地の地積測量図を法務局から取得します(過去に登記を伴う測量がなされなかった場合は、地積測量図が法務局にないこともあります)。
2.対象土地が、道路(国道、県道、市町村道)、河川、里道、水路に隣接している場合は、管理する官公庁で過去に立会をされたことがないか、その記録を調査します。
3.そのうえで、必要書類(主に、1.で取得した書類)を添付した立会申請書を管理者たる官公庁に提出します(2.の調査結果によっては、官公庁との立会を省略できることもあります)。
4.依頼者、隣接地所有者(場合によっては対向地所有者も含む)、官公庁との間で立会の日程を調整します(里道、水路等の場合は、地元の代表者や土地改良区の担当者も立会に呼ばなければならないこともあります)。

ここまでの準備が完了して、ようやく境界立会となります。
立会では、法務局等で取得した資料を基に行うのですが、そこで一番気を使うのが言葉と話し方です。
土地家屋調査士が、専門知識を基に難しい言葉で説明をすると、立会に来られた方の多くは、「???」という感じで何を言っているのかさっぱり分からないばかりか、何か難しい言葉で言いくるめようとするのではないかと警戒される方もいらっしゃいます。
また、同じことを話すにしても、話し方によっては聞いている方が気分を害されることもあります。
そうなれば、隣接土地との境界も確定しない事態になり、依頼者と隣接地所有者との関係を害することにもつながりかねません。

土地家屋調査士事務所に勤務している頃から、それなりに多くの立会に関わってきたつもりですが、私自身いまだに立会に慣れてきたという感じはありません。
「ここはこう話すべきだった」とか、「これは言うべきではなかった」とか、毎回が反省と後悔の連続です。
今後も大変な事態にならないように、言葉と話し方には十分に気を付けて頑張りたいと思います。

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