社労士・行政書士の徒然日誌

北海道帯広市の社会保険労務士・行政書士が日々の雑感等を徒然に綴ってゆきます。

暫定税率撤廃の影響

2008-03-31 | 徒然日誌
 明日から新年度が始まりますね。この間正月かと思っていたのに本当に時間が経つのが早く感じられます。こうして考えると1年なんてあっという間ですね。1日1日を大事に過ごしていきたいものです。

 明日から暫定税率の期限が切れることにより、ガソリン価格が下がります。消費者からみれば当然歓迎すべき事なのですが、その一方で様々な弊害も出てきます。特にこの状態が続けば、地方への影響は大きなものになると思います。そういった意味で個人的には自民党が主張していた暫定税率維持の内容もよくよく考えると正当性があると思います。

 しかし、これまでの税金の無駄遣いや天下り機関の不透明さ等により国民の政治に対する不信感は非常に高まっています。ここまで政治不信が高まると政策の内容うんぬんよりも、もはや政府の言う事なす事が信じられないという状況にあると思います。

 今後暫定税率を元に戻し、ガソリン代が元に戻り、上がるという事になれば、さらなる混乱は避けられません。又、運輸業界においては価格変動を売上に反映することも非常に困難になり、現場は大変な状況になることが予想されます。

 こういった混乱を出来るだけ避けるためにも与党、野党ともに国民の目線に立った政策を考えてほしいと思います。ただそれが出来るなら、こんな混乱はなかったともいえるのですが・・。

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