一つ屋根の下 -6th season-

~ワクワクに従って生きる~
(※注 三人で住んでます。タイトルの後の(じorみorち)でご判断下さい)

テイルズオブジュケン-ワールドエンド-(じ)

2007-05-31 03:22:57 | Weblog
さて当時はもう便利な世の中になっていて、試験の解答なんてものは
すぐにネットに公開される。

という事で、試験の翌日自宅でパソコンを開き答え合わせをはじめる




(あれ?一問目間違ってるし・・あーこれ首席ないわー)





(あれれ?二問目も間違って、ますよね・・・)


結局確率以外の二問はしっかり間違っていて、
まぁ若干の部分点はあるとしてぎりぎりボーダーライン。

そう、大事な事を忘れていた。
自分は昔から自分の採点に非常に甘かった。
平気で90点予想の60点とか取っていた。

しかしここまできても何故か全然落ちる気がしていなかった。
なぜかは分からないけど、自分は落ちない星の下に生まれているの
だという根拠のない自信があった。


結果発表当日、友人宅で朗報を待つ自分に、まぁ当然だけど悲報が
流される。

首席のはずが、落ちてた。

首席宣言して、落ちてた。

ちょっと笑った。


そして、あんだけ自信満々に言っていた合格宣言の恥ずかしさと、
卒業アルバムの一番最後に、
「次郎は来年から名古屋だね。」
といった複数のメッセージだけが残りました。


まぁそんな感じで無事横浜に上京する事ができました。
もしあの時受かってたら今頃どうしてるかなーまさか無職じゃないとは
思うけど…。

テイルズオブジュケン2(じ)

2007-05-30 23:34:31 | Weblog
さて試験当日。
緊張の中試験の説明が始まる。

試験の科目は数学と英語の二科目で各300点の600点満点。
それにセンターの800点で計1400点から合否が決まる。

実際のところ、センターではみんな同じような点数をとっている
はずなので、差はないだろう。

そして英語に関しても、そんなに差のつく教科じゃない。
問題は、文系だけど数学。

1問100点の問題がたったの3問。
これを2時間かけて必死に解く。

センター1教科と同じ点数がたったの数学一問に割り当てられる
ってのもおかしなもんだなと思った。

たぶん部分点を入れて一問半がボーダーライン。
運命の数時間が始まった。





英語のできはまぁまぁだった。
たぶん全体の中では中の下から中の中くらいだと思う。

そして問題の数学。






完璧だった。
得意の確率はもちろんの事、3問中3問とも答えを導き出してやった。
この確かな手ごたえ。

この時俺は本当にこう思った。
(やべぇ、3問中3問出来たらそれだけで他の人と100点以上差がつくから、
 これたぶん首席で合格するわ・・・スピーチとかあんのかなぁ。)

試験会場を出ると外は粉雪が降っていて、自分の合格を祝福しているようだった。


おもむろに携帯を手に取ると、親に電話をかけた。
「もしもし、今試験終わったわ。ごめんけど首席で合格するかも。」


あとはういろうなりを土産にして、一路鹿児島に帰るのでした。


祝二周年らしい(じ)

2007-05-29 11:09:52 | Weblog
今日でブログ開設から丸二年になるらしい。

記念すべき初投稿をここに記載。

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祝ブログ開設 [ Weblog ] / 2005-05-29 23:20:03


ミヤウチであります。ブログ開設とあいなりまして、ここに初投稿させて
いただきます。
同居人と二人で書き込んで行きますのでよろしく。
ちなみに今日もコーポシライは友達が来て大いに盛り上がっていました。
いやー、明日から卒業課題の本格的に取り組んでいく必要があり、
今まさに明日提出のカタログを考えなきゃならんのです。
頑張ります。では。。。

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祝ブログ開設2 [ Weblog ] / 2005-05-30 22:26:11


せっかく同じ大学・同じ会社の同居人に恵まれたんで共同ブログの開設。
これからファンキーな出来事や夜な夜な語り合ったことやら株やら
愛だの恋だのをうだうだと書き連ねていこうと思います。
今会社ではバトルロワイヤル系研修も終盤を迎え残るは最終課題のみ。
これから2週間はしばし短期的視野にたってがんばるぞー。

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当時は会社の研修でいっぱいいっぱいだったみたいだなー
あの成績ワースト20人が収容された夢の島での日々が昨日の事のように思います。

てか退職者の半分以上はユートピアの住人なのでは・・・。

みんな出会いと別れを繰り返しそれぞれの道を歩んでいくわけだ。
がんがろ

テイルズオブジュケン(じ)

2007-05-28 23:10:47 | Weblog
何となく大学受験の思い出話をノンフィクション3部構成
でお送りします。
というのもこの薄れゆく記憶を少しでも文字にしておこうと
思ったから。


時は高校三年生の秋冬。受験大学を決める時期がやってきた。
自分が大学を決めた基準は、

①経営学科がある
②そこそこ都会にある
③国立大学

①というのは文転した理由でもあるロバートキヨサキの影響。
(まぁ結局勉強したのは麻雀だけだった)

②というのは、都会に出たくはあったけど、鹿児島からいきなり
 東京に行ったらカルチャーショックが激しくて引き篭もりに
 なるんじゃないかという一抹の不安から。

③は、何となく鹿児島がそういう風潮だった(ような気がする)


と言うわけで選んだのは、前期名古屋で後期横浜。
当時の自分のイメージではどちらも中都会。

というかそれまで神奈川(横浜)が東京の隣県って知らなかった。

もっとひどい友人のT君は横浜が関西にあると思っていたらしく、
大学2年生ぐらいの時に鹿児島で会うと、

「そういえば横浜行ったのに全然関西弁なってないね。」
と言っていた。

俺は言った。
「そう?向こうじゃ結構そうでもないけどね。」


さてというわけで試験の前日に名古屋に行き、ホテルに泊まって
過ごすことになるわけだけど、一人で食べるホテルの食事はなんとも
味気なかった記憶がある。


そしてまず最初のカルチャーショックは、名古屋の学生達のスカートの
長さというか短さ。俺が吉良ヨシカゲだったら思わず

「なんというか、その、○○してしまいましてね・・・。」

と言ってしまいそうな程のディープインパクト。
俄然やる気が出たのは言うまでもない。


・・・続く。

東京タワー~オカンとボクと、時々オトン~(じ)

2007-05-25 16:22:17 | Weblog
同居人が最近新幹線で読む為に買って、

「涙で文字が読めなくなった。」と評した一冊。

あの血も涙もない冷酷無比の鉄のような男にそこまで言わしめた本。
(ほんとは血も涙もあるし非常に人間くさい)

まぁめちゃ有名だけどリリーフランキーが母親との半生を綴った自伝。

評価:★★★★★
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC_%EF%BD%9E%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%81%A8%E3%80%81%E6%99%82%E3%80%85%E3%80%81%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%B3%EF%BD%9E

リリーフランキーと言えばココリコミラクルタイプのエロいおっさんぐらいしか
知らなかったけど、こういう人だったのかと。

それにしても泣いた。
「頭の中の消しモノの角て」以上に泣いた。

読んでない人もいると思うのでストーリーには触れないが、
後半はティッシュを5枚はいったね。涙でね。

「親孝行したいときには親はなし」とはよく言ったもので、
今は迷惑かけてばかりだけど、出来る内に親孝行しておかねばと
改めて思いました。

ちなみに本書で登場するリリーの元彼女は女優の加藤紀子らしいです。



ところで前回の答え、

【問】キリンを冷蔵庫に入れる4つの条件は?

1、冷蔵庫を開ける
2、ゾウを出す
3、キリンを入れる
4、冷蔵庫を閉める

でした。ばじゅん大正解おめでとう。

デスノート-前編-(じ)

2007-05-20 12:36:28 | Weblog
同居人が俺のいない間にこっそりとレンタルして見ていて、しかもそろそろ
後編を借りに行きそうな空気を出していたので慌てて借りた作品。

最近邦画よく見るなー。

ストーリーは知っての通り。
予想以上によく出来てておもしろかった。

評価:★★★★☆

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88_(%E6%98%A0%E7%94%BB)#.E8.A3.BD.E4.BD.9C.E3.82.A8.E3.83.94.E3.82.BD.E3.83.BC.E3.83.89


さて、もしもデスノートを拾ったら…を考える。

とりあえず作中でも言っているがあれはすごい犯罪抑止力になると思う。
月がやったみたいに犯罪者を次々と殺していけば必然的に犯罪率は低下して、
その犯罪者予備軍達に殺されるはずだった人達が救われる事になる。

すばらしい事だけど、犯罪者とは言え人を殺すのにあんなに情熱持って
取り組めるわけもなく却下。


んじゃとりあえずデスノートを使って金をゲットしたいとこ。


金持ちを操って金を振り込ませる?
簡単だけどそれやっちゃ人としておしまい。
しかも罪のない人を殺さないといけないし…で却下。


よく考えたらあれって核以上に他国への威圧になるもの。
ここは日本政府と取引をしてデスノートと引き換えに巨万の富を得て、
所有権を安部首相あたりに移動させてノートとおさらば。

悪くないけどやっぱ本物だと証明する為に人を殺さないといけないし、
日本政府が正しく使ってくれるとは限らないから却下。
権力を得た人は何をするか分からない。

うーむ難しい。

確かデスノートって死ぬ前の行動を20日ぐらい操れたような…?
てことは末期癌とかで寿命間際で闘病しているお金持ちの人に事情を説明して、
「寿命で死ぬ20日前からものすごい健康を取り戻し、自分が人生で
 やり残したと思うこと全てを精力的に取り組み、幸せの中病死。」

という内容をデスノートに書くから、それと引き換えにお金をもらう。
これは完璧。みんな幸せ。

というか、デスノートって人を殺さない事には操れないってのが難点だけど、
こうやって寿命目前の人に対してだったら、むしろ最後に幸せを与えられるな。

てなわけで、自分がお金を得たら、
「死ぬ間際の人を看取るボランティア団体」的なところにノートを譲って、
おしまい。


さて前回の問題の答えは、

1.冷蔵庫を開ける
2.ぞうを冷蔵庫に入れる
3.冷蔵庫を閉める

でした。
では次に、きりんを冷蔵庫に入れる4つの条件は?

正解は次回。







陽気なギャングが地球を回す(じ)

2007-05-15 01:37:35 | Weblog
なんか最近ツタヤが半額との事で、硫黄島からの手紙が重かったので、
ライトな感じで見られる邦画『陽気なギャングが地球を回す』を鑑賞。


*******あらすじ(wiki参照)**************************************
ロマンはどこだ。

人間嘘発見機、演説の達人、天才スリ、そして正確な体内時計を持つ女。
この4人の天才達は「人を傷付けない」ことをポリシーとする銀行強盗だった。
その戦歴は百発百中……のはずが、思わぬところで誤算が生じ、せっかくの
「売り上げ」を逃走中の現金輸送車強犯に横取りされてしまう事に。
そこで彼等は奪還に動こうとする・・・。

*****************************************************************

原作の小説とストーリーはだいぶ違ったけど、なかなか面白かったかな。
やっぱ小説を映画にするとストーリー縮めないといけないから、伏線とか
回収できなくなるよね。


ところでこの映画の中でおもしろい問題が出てくる。

『ゾウを冷蔵庫の中に入れる為の3つの条件を答えなさい。』

正解は次回。


硫黄島からの手紙(じ)

2007-05-14 01:30:12 | Weblog
今日は同居人と共に、二部作の日本側から描かれた
『硫黄島からの手紙』を鑑賞した。

てかすげー久しぶりに同居人ブログ書いたね。
これからもたまに更新してくれればと思います。


さて戦争映画ってのは当然だけど登場人物が常に死と隣合わせで、
しかも「沈黙のなんちゃら」シリーズとかと違ってものすごい死をリアルに
表現してるから、感情移入しやすい自分には結構きつい。

特に戦争時の日本兵は凄まじい。
普通に自害するから。
今の渋谷に生息しているセンターガイ達も、あの時代に生まれて
教育(というか洗脳)を受けていたら、同じように国の為に命を
かける人間になったのだろう。

人間の教育の重要性を再認識させられます。


衣食住が簡単に手に入る国に生まれた事を幸せに感じ、
もっと頑張らないといけないな、というありきたりな感情が芽生えつつも、
明日からの日常でまた当たり前にある幸せへの感謝の気持ちを
忘れていくんだろうと思います。


ケン・ワタナベはもちろんだけど、二宮君もいい演技してるね。


父親たちの星条旗(み)

2007-05-13 04:11:25 | Weblog

前々から気になっていた
硫黄島二部作を両方借りて見てみたが、しかし
父親たちの星条旗つまんねー。日本人は見ても盛り上がりに欠けると思う。

あと戦争映画とか洋画全般に言えること
なんだが、登場人物が5人以上になると顔が覚えきれないのは自分だけか?

とくに戦争ものはみんな同じ格好しているから
まったくといっていいほど見分けがつかない。

どいつがマイクでどいつがジョンソンなのか後半になってやっとわかってくる。
へたすりゃラストまであいまいなままで見ちゃう。

あと映画のよくあるパターンとして時系列で過去未来を往来する場合
例えばセカチューの
(過去)   (未来)
森山未来 →大沢たかお
長澤まさみ→過去の人

みたいな事を洋画でやられるともうだいぶ困惑する事が多い。
このじじいは過去で言うところの誰?ジョンソン?
そもそもジョンソンってどいつ?ってな感じで。

こういうふうになるとどうしても面白さが半減してしまうんだけど
これが自分の観察力の無さからくるものなのか、それとも
作り方が悪いのか?はどっちとも言い難いところ。
いちいち観客のためにキャラクターをイチから説明する
戦争映画も確かに見たくないけど・・・。

でも『父親たちの星条旗』は
アメリカ人作のアメリカ人の向けの映画でした。
もしも面白いと感じる人がいたなら、その面白いと
思った部分をぜひとも教えて欲しい。

ということで今日は寝てまた明日おきて
こんどは硫黄島からの手紙を見ようっと。








人を動かす(じ)

2007-05-11 01:04:05 | Weblog
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%99

Dカーネギーの有名な本。(原題 : How to Win Friends and Influence)
著者の経験を元に、人を動かす法則が書かれた本。

例:誠実な関心を寄せる
  聞き手にまわる
  相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない
  人の身になる etc

まぁ言われてみれば当たり前の事が大量の具体的事例と共に
書かれているのだが、一読の価値あり。
そんな簡単に人は変われないと思うが、これを読んだ事で自分の未熟な
部分を感じる事が出来るようになったので、少しずつでも改善して
いければと思う。


それではこの本より一番感心したエピソードを一つ。

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有名なテストパイロットで航空ショーの花形であるファーバーは、
ある時航空ショーを済ませ、ロサンゼルスの自宅へ向け飛んでいたが、
途中エンジンがパッタリと止まってしまった。
巧みな操縦でそのまま着陸し負傷者は出なかったが、期待は酷く損傷した。

緊急着陸後、ファーバーが燃料の点検をすると、案の上この
第二次世界大戦時代のプロペラ機にガソリンではなく、
ジェット機用の燃料が積まれていたのである。

飛行場に戻ったファーバーは整備士を呼んだ。
若い整備士は、自分のミスを悟って自責の念に打ちひしがれ、
頬には涙がとめどなく流れている。
高価な飛行機が台無しになったばかりか、危うく三人の命が
失われようとしたのだから、ショックは当然だろう。

ファーバーの怒りは想像にあまりある。
ところがファーバーは叱らなかった。批判もしなかった。それどころか、
整備士の肩に手をかけて、こういった。

「君は、二度とこんな事を繰り返さない。私は確信している。
確信している証拠に、明日、わたしのF-51の整備を君に頼もう。」

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凡ミスで自分の命が危険にさらされているにも関わらずこの対応。

今の自分には絶対無理だわーまだまだ徳を積まねば・・・。