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“ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世

そりゃあ、「答え」は欲しいけど…。

2011-05-07 20:36:49 | Essay
 
ここ最近―― というか、2011年に入ってからです―― なぜに こうもBLの泥沼にハマり続けるのかと、つらつら思っています。
知りたいと思うこと、答えを求めること、それは人間にとっての知的渇望だと思います。

… で、イベントでお安くなってた 『欲望のコード』 という書籍をオーダーして読んだのです。
『欲望のコード』 ってナニかって? アークエンジェルに聞いてみるといいんじゃないかな? ( エルシャダイネタで申し訳ありません(笑)

そして、BLをテーマに論文を書くほどに 「研究」している学生さんはいるのかな~? と思い、検索してみましたら―― いました。

『 腐フェミニスト記 』

――う~ん… 社会人の方のようですが、どうなのでしょうか。
「研究」 というものについて、ユニークな見解をお持ちのようです。
私個人は、『BL論』 というものが認知されるにしても、それは、確たる学術的地位を占めるようにはならず、むしろキワモノ的に扱われると思います。 雑誌『ダ・ヴィンチ』 や『ユリイカ』 のようなものならともかく―― 大学の紀要に掲載されたりしているのは、重々分かっていますが―― けして、まっとうな「研究」 にはなり得ない。 そう、思います。
テーマとしてユニークであることは認めますが、もし 私が教授だったとして、こういった論文の、口頭試問担当には、なりたくないなぁ…。

いくら、BLが隆盛しても、「研究」 としては 認知されないでしょう。
私も、BLにドハマリしている身ですので、ヲタを 毛嫌いしている訳ではないのですが。
“「研究」 とは、そも ナニか ” という、根源的な問いを発した時に、上記サイトの、管理人の方は 充分に見解表明をされていないように思います―― もとい、考えます。

なぜなら、下記報道について、サイトに転載されていらしたのですが、この内容について 何らコメントをしておいでではなかったから。


そもそもの、掲載サイトは、こちら。
腐フェミニストの方の、転載記事は、こちら。

これについての、コメントを読んでみたかった。

 ***

私の、上記報道に対するコメントは、
「 合衆国でなら、当然予想されうる事態であって、別になんとも…。 」

合衆国は、規制をかける時は、がっつりかけるお国柄ですから。

ただ、おもしろいのは、削除対象となった “The Color of Love”は、邦題『コイノイロ』 著:上田規代 大洋図書HertZから発売 された学園ラブコメ―― というべきもの。
いわゆる性的表現としては、かなりライト

収録されている、表題作『コイノイロ』でも、せいぜいキッス程度の ほんわか甘酸っぱい学園モノ。
( いちおう、 ワンクッション! 32条遵守の方向でも、やはりねぇ…。 )
「これで規制?」 と、日本の腐なる人々でしたら首をかしげるでしょう。
( …とは言っても、冒頭で、エヴァ旧劇場版EOEシンジ君の『最低だ…』 程度には、ハアハアやってるんですが…。 )

過去に アップルが、『App Store』 にて、少なからぬコミックをNOと言った事例もあります。 コードにひっかかっても、別に不思議ではない。
それに、アマゾンで販売できなくても、それ以外の、販売サイトで買えば済むだけ。 ただ、購入者の利便性は 損なわれますね。
まぁ、やり手の弁護士なら、これを訴訟に仕立てて、バトるのではないでしょうか。 そういう意味では、おもしろい。

しかし、この程度の表現で、規制対象になるのなら、日本のBLモノは、ほぼすべて アマゾンUSAから消えますねぇ。
BL同人が、日本のコミケのように 現地で即売会を行なったら、全員 即逮捕されるんじゃないのかなって、ハナシです。 ショタケットのようなものなら、問答無用で射殺されるんじゃないでしょうか。
あっはっはっ ( ここ、笑うところ…? )
 

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