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“ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世

file.no-05 『 Ally McBeal 』

2005-03-18 19:48:01 | ドラマ
就労者が職場で過ごす時間は、1日平均8~9時間くらいになるのでは?
事実私もそれくらいの時間は職場で過ごしていました。
・・・となると、職場環境の良し悪しで人生の半分くらいを得しているか否かを問えるのでは?
仕事は? 同僚は? 上司は?
つまらなくはないですか? 仲はいいですか? パンチをしてはやりたくないですか?
ドラマ『 Ally McBeal 』( 邦題:アリー・マイ・ラブ )は、これらすべてにおいて「イカして」ます。
主人公アリー・マクビールはアメリカ、ボストンの弁護士。
仕事・・・彼女と彼女が勤務する弁護士事務所ケイジ&フィッシュが扱う依頼人は、毎回ユニーク。
同僚は、元彼氏で男尊女卑の豚のビリー、彼の妻でアリーとはキックボクシングで対決もするジョージア、絶対零度の冷血女といわれるネル、訴えれるものは木まで訴えようとするリン、それにアリーの秘書でフェイス・ブラの珍発明家エレイン。
上司は、年上の首のたるみ(男女不問)が大好きなフィッシュ、裁判では有能だが便座フェチのジョン。
それにアリーの親友、自分を叩いた男の首をへし折るマッチョな女性レネ。
そんな仕事、同僚、上司、親友を持つアリーの日々がドラマになっています。

アリーは彼女なりの哲学と信念でもって日々を過ごします。
私生活で彼氏を探す時、裁判に臨む時、同僚たちに接する時、そして彼女は時として冷徹な世間の常識に対してもその哲学と信念で挑むのです。
良識の許す限り、自分に正直、自由で、大胆。
歯に衣着せぬ彼女は、スカート丈が短すぎると注文をつけ、断ると裁判に出るなと言う判事に対し「 ブタ! 」ときっぱり言ってのける。
究極のロマンスを追い求める彼女は、自分の恋愛問題だろうが他人のそれだろうが、妥協をしない。
彼女は言う、「 情熱がなくちゃダメなのよ! 情熱が! 」と。
私が、こうなりたいと思う女性、それがアリー・マクビールという人。

このドラマは合衆国では2002年に、日本でもNHKで最終シーズンが放送されました。
私はこのドラマのどのエピソードが大好きだ、などとは言えません。
どのエピソードも大好きなのです。どのエピソードを観ても、そこに込められたメッセージに肯き、楽しめてしまいます。
ですが、このドラマも第4シーズンと最終の第5シーズンはそれまでに比べてあまり楽しめるものではありません。
ですが、完全なものなどこの世界にあるでしょうか? 不完全なところもまた、愛すべきでしょう。

このドラマは日本にも今なおファンサイトが多く、今なお女性達に愛され続けています。
私は今なお、毎週あるいは毎月、DVDを観直し、人生をより楽しむ刺激を受けています。
先に紹介した『 Murphy Brown 』と並んで、このドラマは私自身が正直で大胆で自由でいつづけるために欠かせないものとなっています。
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1 Comments

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アリー良いですよね! (りえ)
2005-03-22 19:58:18
私もアリー好きです!

法律事務所が舞台というのも日本人には新しいですし、

音楽も会話もファッションもセンスの良さを感じます♪

若村さんの吹き替えも結構好きでした。



それとうちのブログをブックマークに入れてくださって有り難うございました。

相互リンクということで、うちからもブックマーク張って良いでしょうか?

同じグーブログですし、これからもよろしくお願いします♪
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