オドフラン ~いつもどこかに「なるほど」を~

誰かのためになるようなことを、書き込んだり、書き込まなかったり

10歳からのお手伝い

2010-07-01 16:01:23 | 日記
先日、「初めの10年は母親、次の10年は父親」を書かせて頂きました。

初めの10年間(10歳まで)は、お母様が主として子育ての主導権を握り、

お父様はその手伝いになります。


次の10年間(10歳から20歳)までは、社会に出て行く準備として、

お父様が子育ての主になられてはどうでしょうか、というお話でした。


この話の続きになります。
10歳までは、お父様は「子育ての手伝い」という感じでしたが、

10歳からはお母様は、「子育ての手伝い」というより、

他に重要なことをお子様に教えられます。


それは「お子様に家の手伝いを教えること」です。


「社会に出た」ということでわかりやすいことは、社会人になることともう一つ、

「実家を出る」ことです。実家を出て一人暮らしをするためには、

家のありとあらゆることを出来ていないといけません。


掃除、料理、洗濯、布団干し、整理整頓などなどです。


こうしたことは、日々行っていかなければならないので、

とても大変な仕事であることは、お母様はよくご存知なのではないでしょうか。


そして、すぐにやれることではありません。

もちろん、努力すれば全く教わらなくてもできることではありますが、

お子様の将来の苦労を減らすためにも、是非10歳くらいから、

お手伝いを徹底させて下さい。


中学、高校と学年が進めば、忙しくはなりますが、要領が良くなり、

出来ることも多くなるので、料理など、より高度なお手伝いをさせていくといいかと思います。



以前にニートなどの問題がありましたが、ある種のニートは、

家でほとんどお手伝いをしたことがなかったと聞きます。


手伝いをやったことないことで、何かが出来る「自信」が少なく、

他の人よりもちょっとしたことでへこんでしまい、家にこもってしまう、

ということはあるのだと思います。


お手伝いは、単なる一人暮らしの練習だけではなく、

お子様の「自信」を育てる最も身近な方法なのかも知れません。


ちなみに、お父様が「主夫」であれば、

もちろん、お父様からも教えてもらえればと思います。


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