Flour of Life

煩悩のおもむくままな日々を、だらだらと綴っております。

「平清盛」第26話。

2012-07-01 22:59:22 | 大河ドラマ「平清盛」


「平清盛」第26話のサブタイトルは「平治の乱」。保元の乱からもう3年が経ったんですね。
初登場時から主人公以上にキャラが立っていた信西入道も今週で退場です。
というか、このドラマ主人公以外がどいつもこいつもキャラ立ち過ぎ…。

詳しいあらすじは公式サイトにおまかせするとして、ざっくり感想を書かせていただきます。


それまでなんだかんだ言ってもトムとジェリーのごとく仲良くケンカしていい関係を作ってきた清盛と義朝。
しかし、信西が露骨に源氏を冷遇し、義朝の正室・由良は心労がたたって亡くなり、とうとう義朝もガマンの限界に。
マブダチの清盛が京を離れているときを狙って、信西を首ちょんぱしてやるー!と挙兵しちゃいました。
ただし、狙っているのは信西の首だけなので、後白河上皇と二丈帝は幽閉するだけ。ちなみに義朝と手を組んでいるのは
いかにも仕事のできなさそうな藤原信頼とお公家さん数名。イケメンの藤原成親もいますが、今週はあまり発言もなく
地味に画面のすみっこにいました。どうしたんだ成親!いままでのふてぶてしさはどこにしまっちゃったんだい!?

それにしても、信西が源氏と平氏でここまで扱いに差をつけたのってどうしてなんでしょうねぇ。やっぱ財力の違い
なんですかねぇ。どっちにもバランスよく角砂糖なめさせとけば、もっと長生きして自分のしたい政治ができたのにね。
朝廷の政敵は頼長の時と違って大した脅威ではなかっただろうし。第一見た目が違う、見た目が。

そんなわけで、今週は義朝の挙兵から信西の首が晒されるまでの、平治の乱の前半が描かれましたが、細かいところで
不満はあるものの、個人的には充分面白かったです。もちろん不満はありますけどね。
主人公のキャラがあいかわらず一本調子でバカっぽいわー、とか
回想シーン多すぎだわー、とか
源氏も平氏も父親より息子のほうが立派に見えるわー(つまり主人公とそのライバルに説得力がない)、とか。

それでも、出演者たちの熱のこもった演技と、第1話からずっと見続けてきたせいでうっかり芽生えてしまった
「バカな子ほどかわいい」と思ってしまう余計な親心のおかげで面白いと思ってしまいました。

その一方で、このドラマをごしごしごしっとこきおろしてしまう人の気持ちもわかるんですよねー。板挟み。
批判されてる方には、「面白い」と思って感想書いてる自分がどう見えるのか、時々不安になります。
「こいつ何にもわかってねぇ」って呆れられてるのかな。
確かにわかってないのかもね。学生時代は社会科が一番苦手だったし。とほほ。

さて、それはさておき今週は阿部サダヲの演技が圧巻でした。今週で退場するんだから当たり前っちゃ当たり前かも
しれませんが、自分を助けに来た清盛の幻覚を見ているときの陶酔した顔や、自刃するときのかっと目を見開いた顔など、
信西の表情のひとつひとつから目が離せませんでした。最後まで付き従った侍従の師光との別れの場面(師光が自分の
髷を切り落とす場面と、法名を与える場面)には、こちらも思わずもらい泣き…しそうになったけど、もしかしたら
物陰に西行か弁慶が隠れてるんじゃないかと気になって落涙には至りませんでした。いや、あの2人なら信西自刃の
場面でもそのへんに隠れて見守ってそうな気がしたので。

今週は信西の首を獲る獲らせないで、義朝と清盛がお互い遠く離れた場所で相手のことを思いあって(え?)いましたが、
こんな非常事態にも関わらずなぜか2人とも表情が微妙に緩んでいたのには「おいおい」とつっこみたくなりました。
お互いの嫡男も同じこと思っていたみたいだし。重盛も頼朝も父親を見る顔が「親父もうちょっとしっかりしろよ…」と
訴えてましたから。とはいえ、楽天家の親世代を見て育った息子たちが今後どうなっていくのかを見る、という新たな
楽しみができたのはいいことですが。ん?あれ?いいのかこれで??

今週、一番笑えたのは後白河上皇が女房達に「長恨歌」を語って聞かせているところに、上皇にとっての楊貴妃である
(らしい)信頼がやってきたところでした。愛妾に入れあげすぎた玄宗皇帝に対し、家臣が謀反を起こすくだりを
上皇が説明しているというのはベタかなーと思ったけど、肝心のその愛妾が非イケメンの信頼だったから、あんまり
ベタ過ぎずに済んだ気がします。

来週はいよいよ清盛VS義朝のガチンコ対決です。今週のラストでお互いに相手を滅ぼしてやるぞ!と息巻いてましたが、
要はかわいさあまってなんとやら、ってことなんでしょうね。今までのヌルくてユルい流れを見てたらそんな風にしか
とれません。予告を見た感じだと、決戦の場は2人が競べ馬をしたあの草ぼーぼーの場所なんでしょうか。
きっと義朝が場所を指定したんでしょうね。「思い出のあの場所で待つ!」とかなんとか。アホの清盛はどこのことだか
思いつかなくて、盛国に調べてもらって場所を特定してもらいそうですが。

心配なのは中村梅雀さん演じる家貞が最近妙に目立っていること。超ベテランだから目立つのは当たり前なんだけど、
それにしたってねぇ…と。老けメイクにも磨きがかかってるし、そろそろ退場なのかな。寂しいけど、盛国という
後継者が立派に育っているし。盛国なら充分家貞のポジションを担えそうだし。家貞同様、アホな棟梁の扱い方も
わかっているからね!無問題!!(←ほんとにそれでいいのか…)

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