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現在の気温は13℃。やや寒い。炬燵に入ってあたたまる。ちゃんちゃんこも着込んだ。ちゃんちゃんこは今年初めてだ。
寒暖の差が激しい。予報では、お昼には25℃まで上がるらしい。
朝は長袖だが、お昼には半袖に着替えなければならない。畑に出ていると汗を掻いてしまう。
こんなに寒くなってきたから蚊は消えてしまったはずなのに、昨日は蚊にも苦しめられた。蚊取り線香はもう小屋の中にしまってある。
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現在の気温は13℃。やや寒い。炬燵に入ってあたたまる。ちゃんちゃんこも着込んだ。ちゃんちゃんこは今年初めてだ。
寒暖の差が激しい。予報では、お昼には25℃まで上がるらしい。
朝は長袖だが、お昼には半袖に着替えなければならない。畑に出ていると汗を掻いてしまう。
こんなに寒くなってきたから蚊は消えてしまったはずなのに、昨日は蚊にも苦しめられた。蚊取り線香はもう小屋の中にしまってある。
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と言いながら、ブレーキが掛かる。頻尿症状が再発してきたようでもある。昨夜は一晩で4回もトイレに急行した。これじゃ、熟睡が妨げられる。
泌尿器科の診察を受けて来た方がいいのかもしれない。どうもヘンだ。下腹部に違和感がある。
薬は飲んでいるのだが。毎晩の晩酌のお酒がよくないのかもしれない。
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寒さが募る。ぶらりとして来たい。温泉にゆっくりつかって来たらよかろう。行くなら、硫黄臭がする温泉地がいいなあ。白濁の湯が。
一人で行くのはさみしいが、いっしょに付き合ってくれる人も居ない。
このところ連日、日没まで畑仕事にいそしんでいる。きりがない。畑に出て行けばすることが次々に見つかる。しばらく休憩するとするか。
発見! 庭先にツワブキの花が咲き出したぞ。黄金の赫きを放っている。赫きの季節が巡って来たのだ。
よおしっ、我が輩も元気を出そう! たいした元気は出ないだろうが。
☆
キク科の常緑多年草。ツヤブキとも呼ぶ。山蕗とも書く。蕗に似ているが蕗とは別属らしい。暖地の海辺に自生している。初冬の山路を行くと山林のあちらこちらで迎えてくれる。葉っぱは腫れ物、湿疹などの薬用に使う。春先の茎は食用とする。花は強い香りがあるんで、花虻や蜂が集まって来る。
☆
そうだ、スマホで写真を撮ってみよう。日が差してきたら。花茎があまた伸び出して来ている。2~3茎を摘んできて、玄関の靴箱の上の花瓶に生けてもよさそうな。
寒いなあ。現在の気温は14℃。あと10分で8時。僕は炬燵に入って温まっているところ。いつものようにYouTubeで音楽を聴いている。
曇り空。湿度は82%。でも雨にはならないらしい。
さ、朝ご飯を食べるとしよう。今朝の味噌汁は里芋が入っているだろう。昨日皮剥きをしたから。
今日は10月28日、水曜日。予定は何もない。年寄りは毎日がこうだ。何をしてもいいし、何もしないでもいい。でも、何もしないでは日が暮れていかないから、外に出て遊ぶ。一人遊びをする。畑が相手をしてくれる。
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午後6時半、今現在。気温18℃。当地では5時50分日の入り。それまでは外に居て働いた。あれこれあれこれ、ちょこちこちこちょこと。
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働いたっていったっていうのはおこがましいかもしれない。ほとんどが三歳児の児戯に近いから。
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近所の方が秋野菜の苗をもらいに来られた。どうぞどうぞと言ってお分けした。種をプランターに蒔いて発芽した苗だから、たくさんある。我が家だけでは育てきれない。
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夕刻は寒い。寒さを感じた。家の中に入ってきて、台所で、包丁片手に里芋の皮剥きをした。明日の朝の味噌汁につかってもらう分を。丁寧に丁寧に剥いた。
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この里芋は、我が家の畑で収穫を済ませた分であるが、なにせ小さい。猪に掘られて食べられ尽くしたその後に、拾って回った分だから。
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がっかりだった。里芋を植え付けて、成長に伴って、肥料をして、土寄せをして、今年はいい出来だと自己満足をしていた。それを猪一党に食べ尽くされた。「猪に食べさせるために」半年間精を出した結果になった。
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小さい屑のようなものなんだけど捨てられなかった。苦労が報われないで終わるような気がして、捨てられなかった。丁寧に皮剥きをした。
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小さい私と大きい私。小我と大我。わたしが二通りある。個としてのわたし、全体としてのわたし。どちらもわたし。
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小さくなったり大きくなったりしている。どっちでもいい。どっちにいても楽しいことは楽しい。
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拒否拒絶するとわたしは小さくなる。小さく小さくなる。それを解き放つとふくらんで大きくなる。大きく大きくなる。宇宙と一体化する。
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大きくなれば、包容包括することができるようになる。それでますます大きくなる。小さな私がそこに隠れてしまって、見えなくなる。
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小我を死んで大我に生まれる、などとも表現する。でも、こだわることはない。どちらかにこだわることもない。遊戯(ゆげ)を遊戯していられるようになっている。
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入我我入。にゅうががにゅう。宇宙がわたしに入り込んでくる。それが済むと今度はわたしが宇宙に入り込んでいく。
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息を吸うと宇宙が私の鼻から入って、わたしを広げて来る。息を吐くとわたしが宇宙に入り込んで、広がる。
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一呼吸一呼吸で宇宙と私が往来している。居ながらにして小さくもなり大きくもなる。これも遊戯(ゆげ)だからできることだ。
こそこそこそこそしている。ともかく外に出ている。始終何かをしている。児戯の砂遊びに類するようなことを。
小ネギを植え替えてやったり、草取りをしたり、小石を積み上げて庭の境界線にしたり、サニーレタスを鉢に植え替えてやったり、九条ネギの土寄せをしたり。
あれこれあれこれ、ちびりちびり。しかも休み休み。お風呂の丸椅子に座って、右手左手を動かす。スマホをラジオにして音楽を聴いて。
いい気なもんだ。これで老人の一日が暮れて行く。気温は23℃。日陰にいないと暑い。ときおり日陰に逃げる。
今日は美人さんが訪ねてくることになっている。まもなく。彼女はお仕事で。彼女には2歳の男の子がいる。保育園に預けて働いているようだ。
現成受用。げんじょうじゅよう。禅語にこうある。
☆
現れ成立しているものを受用する。嬉しがる。見よ見よ見よと提示されて来るものを見て、そのまんま受け入れて、嬉しがる。嬉しがることが用立てることになる。
わたしに応対しているものには意思がある。つねに私を嬉しがらせようとしている。
☆
青く澄み切った秋の空がわたしの前に高く高く広がっている。これを嬉しがる。嬉しがると、わたしのこころが秋晴れの大空になる。
☆
肯定をする。肯定をすると肯定が次々に現れ出て挨拶をする。肯定を毎日積み重ねて行く。100年の後には100000000000倍の肯定が銀河宇宙の大きさに膨張している。
☆
「山は仏である」
山は仏である
海は仏である。
空は仏である。
風は仏である。
光は仏である。
花は仏である。
鳥は仏である。
どこまでもどこまでも仏を見る。
ここで仏を聞く。いまここで仏の声を聞く。
嬉しく嬉しく仏の説法を聞く。
6
釣瓶落としで日が暮れる。それを実感する。日が暮れるのが早い。あっという間だ。
釣瓶落としというのを、もう大方の人が知るまい。体験をしたことがあるまい。
わたしが小さい頃までは井戸があった。井戸には釣瓶がしてあった。この釣瓶を井戸の底にあった、それに水を汲み入れて、綱を引き上げた。汲みあげた水を桶に移した。
水を汲み終わると、釣瓶はまたもとの井戸の底に戻って行った。その早さが実に早かった。がらんがらんがらんと音を立てて落ちて行った。
10月の下旬。秋が深くなった。日が短くなる。夜が長くなる。夕方4時から5時半までの時間帯が、釣瓶落としの時間帯だ。
昼間の暖かさが急変する。夕風が吹き出す。するとすぐに日が落ちる。寒くなる。
さ、早く外に出ていこう。残り時間が僅かになっている。いまはジャンパーが要らないが、4時になればこれを着込むことになる。