8)ハイヤーセルフが見守っている。導いている。全コースを見守っている。導いている。その確信がさぶろう老人にはある。その確信がまた老人の風体を異様にふてぶてしくおどろおどろしく奇っ怪にしている。
ハイヤーセルフはより高い段階に進んだわたしだ。わたしは連続をしているので、次なるわたしを将来し続けるのだ。固定されていない。停滞がない。進んで行く。その変化を楽しみながら進んで行く。そして無数のわたしが並び立っている。それぞれを見守っているし、導いてもいる。そのハイヤーセルフを尊重して神と呼ぶこともある。まんざら嘘ではなくてそれほどに神々しくもある。どんどん新しくなるとどんどん光輝いていくのである。