昼から気温が上がった。もうすぐ4時半になる。10・7℃ある。寒さがやわらいでいるので、畑に出た。草取りをして、そこに高菜の幼い苗を移植した。午前中は、まだ畑の土が凍り付いていて、農機具が使えないほどだったが、氷が解けた。
畑の作業はこのお爺さんのトランキライザーである。薬を飲んだ以上に効果がある。お爺さんは柔和になる。温和になる。穏やかになる。あんがい、ほんとうにそういう精神安定薬を放射していてくれているのかもしれない、畑の土が。
田舎に住んでいるとこういうプラスがある。お金では換算できないプラス効果である。