吹いて来る風が冷たい。畑に出て、小葱を摘んだ。風が寒くて、鼻水が耐えなかった。それでも台所のボール容器一杯に摘んだ。
スープに小葱を浮かべて食べるのが好き。卵焼きにも刻んだ小葱をいっぱい使ってもらう。白い根株の部分から抜いて、酢味噌で和えて食べてもおいしい。
九条葱の方は、葱坊主を頭に着け始めた。やがて弾けて花が咲く。植物も季節に敏感だ。人間以上だ。花を見せるその前に、収穫をしてしまった方がいい。
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里山に暮らしているこの老爺の暮らしは、こんなもんだ。なんということはない。実に平凡だ。これが、この老爺の人生の終焉の暮らし方。いよいよ他愛もない。
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