緑とともに・・・・

小田原市にある樹木卸販売を生業とする有限会社小田原植木のBlogです。

道の駅足柄・金太郎のふるさと

2020年07月14日 | Weblog
愛知県のSiteに載っている資料によると、東海道53次の各宿場の旅籠数で一番多いのは宮宿で次いで桑名宿、岡崎宿とあります。
東海道53次の中で唯一自分の体で行けなかったのは宮宿と桑名宿の間の7里。ここは舟で渡りました。そのため舟を待つ人があふれていたので必然宿の数も増えたでしょう。
岡崎は家康公の生誕の地、いろいろな意味で人の出入りもあったのでしょう。
248軒の宮、120軒の桑名、112軒の岡崎、そして98軒の四日市はその両隣が亀山、石薬師、庄野と言った20軒前後の小さな町だったので次の宿場まで行っても宿があるかどうかわからず、そのために安全策で多くの人がここで宿を取ったのかもしれません。
そして5番目には小田原の宿が入ります。その数95軒。
もちろん箱根の山を明日越さなければならない、という東海道きっての冒険が待っているので多いのも当然かもしれません。

弊社のある小田原市久野にお住まいだった郷土史家の故・立木望隆氏は、同人誌「葦間の道」を発刊なされていました。遠い遠い縄文弥生と呼ばれた時代、生い茂った葦をかき分け隣の村々と行き来し、そしてそれがいつしか踏み固められ道となった、そんな文化の交流を思って名付けられたと聞いております。
江戸時代も同様だったのでしょう。華やかな京の文化、そしてお伊勢、熱田、富士山講・・・庶民の楽しみは、信仰の旅も兼ねて、この険しい山を越えて西へ向かったのでしょう。地方の若者は、学問の都でもある江戸に知的好奇心御追及のために、そして剣道の修行のためにこの険しい山を越えたのでしょう。熱い未来を夢見ています。
時代が変わり形が変わっても、志は「葦間の道」でした。





箱根のふもとに新たな道の駅が6月末にできましたので、早速偵察に行ってまいりました。
雨交じりの平日なので、と油断していけば、駐車場はほぼ満杯。人気ぶりがわかります。



そもそも、道の駅とは、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を持ち合わせた施設で、主として道路を管理する国交省が管理している施設です。
以前からも、東進したドライバーさんが東京に近くて仮眠休憩の取れる場所がない、という嘆きを幾度となく聞いたことがあります。ここは東名大井松田ICからも近く、また南足柄市の名勝大雄山へのアクセスもいい場所です。
丹沢や箱根の山々、酒匂川、洒水の滝と言う河川、相模湾小田原漁港も遠くありませんし、そのアクセスの間には小田原城や二宮尊徳生誕地などもあります。
いろいろな楽しみ方がある東京の奥座敷、です。



しかし、運転は疲れます。『敷居を跨げば七人の敵あり』ということわざもあります。敵ではなくともひとたび道路を走れば緊張の連続です。
ふっと立ち寄り、少し休憩仮眠を取ればリフレッシュできます。
植えたての植木ですが、そんな外敵から守ってくれる頼もしさを感じます。
そういえば小田原城は日本屈指の守りの城。しっかりと緑のフェンスの中に入って、ゆっくりとできる場所であってほしいものです。
「葦間の道」ならぬ「葦間のオアシス」として東西を行き来する方の憩いの場になってくれますように!





実はこの植木たちは、この施設にかかわった篤農家さんのご寄付 & 植栽は地域の造園業者さんたちのボランティア、弊社も一枚かませていただきましたが、文化の交流の場所、出会いの広場を多くの地元民が臨んでできた場所です。
発展を願ってやみません。

ご覧いただいている皆様も相模・箱根にお越しの節は是非お立ち寄りください。
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