小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内にある全ての天然記念物を巡ってみようと始めた天然記念物巡りの19ヶ所目は沼代の王子神社に出かけた。王子神社のには大杉が境内に残っていて小田原市の天然記念物に指定されている。小田原市沼代にある王子神社は旧沼代村の鎮守として宝徳元年(1449年)に勧進されたと伝わる神社。沼代地区は山林が多く残っているがその中でも王子神社境内の杉は特に大きくて目をひく。王子神社境内には天然記念物を示す解説版の設置はされていなため、どの杉が天然記念物かの案内は無い。小田原市のホームページによると「王子神社の石段を登りつめた所に立っている」の記載がありそれに該当するのは石段を登りきった右側の杉の木。石段の左右に杉があるが拝殿に向かって右側にある杉は根元が周囲が6m以上の太さ。根元からまっすぐ上に幹が伸びていてかなり力強さを感じさせる樹勢。天然記念物を示すものは何も無いが、樹木名と小田原市指定保存林を示すプレートが取り付けられていた。小田原市指定保存林というジャンルもあってブログのネタになりそうなので今後色々と調べてみたい。王子神社の杉は樹高約30mの大杉で市内では最大級の古木。昭和56年3月30日に小田原市の天然記念物に指定された。王子神社は人通りの少ない場所に所在しているのでとても静か。ひっそりとした境内で大杉を見上げるとなんとも神妙な心持ちになる。これからも神社の神木的な存在として長く残ってほしい。沼代地区は自転車で訪れるのが大変な場所で、久しぶりに出かけたついでに沼代の地で戦死した上原中佐のお墓に墓参り。大きな杉の木を眺め、近くにある上原中佐の墓参りが出来てなかなか有意義な沼代地区探索となった。

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