雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

きょうは・・

2010-02-15 23:22:08 | Weblog
きょう2月15日は
バレンタイン明けの月曜日です。


先週末に勤務先から電話連絡がありまして
次期更新分診断書の催促が要件でしたので、
急きょ主治医(開業医さんです)の先生に
無理を承知で
予約アポイントをお願いしまして
お時間を工面していただき、
きょう行ってまいりました。

先生、
スタッフさま、
いつもほんとうにありがとうございます・・。




その後
痛みが増してきたので
いったん近くのカフェに入り
ゆったり座れる場所で休憩。

そこから取り急ぎ
勤務先に電話で連絡を取りました。

更新分の診断書を発行していただいたことと
このあと郵便局に出向き
速達で発送をかける予定であることを
報告入れました。


勤務先からは
続けて
今後の話題を向けられまして
図らずも
電話越しの話し合いになりましたが
またまた
織り合える場所がないままでした。


心がポキンと
再び折れそうになりました。

やっと
ここまで立て直したのに・・


時計を力づくで
巻き戻されたような・・

そして
難題を言い渡されて
谷底へ突き落とされたような
心情になってしまいました。


あの日」と
根っこは
なんにも変わってないんだ

しょうがないんだな
これが現実なんだから・・



郵便局で
速達郵送手続きを済ませた帰り道、
いろんなことを考えてしまいました。


いまも
アタマのなかを
いろんな言葉達が
めぐっていますけど・・

ひとつひとつ
整理しながら
ふたたび考えています。


わたしの気持ちは
前から既に決まっている。
いまもそれは変わりません。

2度オペを受けて
努力を重ねて
無理を重ねて
お薬や点滴の力を借りて
いまだに医療に頼らなければならなくて・・


いろんな手段を講じてもなお
超えられない壁が
残念ながらいまのわたしにはある。
全知全能ではない。
わたしの力だけでは
どうすることもできない
事柄がたくさん存在する。

ほぼ眠らずに休まずに働きづめを続けて
休憩抜き(食事抜き)の状況も普通にあって
たった4か月足らずで倒れちゃって
搬送されちゃったですし・・

その後も激痛に耐え続けて
身体の悲鳴に耳を塞いで
だましだまし
平生の状態を継続した結果が
「あの日」だったから・・

そんな繰り返しをしてはいけない。
まだ生きていたい。


もう
「できないことはできない」としか
言えないから
その点は正直ごめんなさい、と。
(↑前々から繰り返し申し上げていることなんですけどね・・)

相手様のある事柄について
逆立ちしたって出来もしないことを
安請合いして約束するようなことは
相手様に御迷惑がかかることだから
引き受けられない、裏切れない、ごめんなさい、と。

この身体でやれる範囲のことは
それが合法であり役に立つ限りにおいて
これまでどおり
精いっぱいやる覚悟でいるから、と。
わたしの意思は
一貫してただそれだけ。

仮死状態で生まれて
たまたま出張で居合わせた九州大学の先生のおかげで
九死に一生を得た代わりに
いろんな弊害をもった身体で過ごしてきましたけど
出来る限りのことはしてきたつもりです。


しかし
受け入れられないと言われると・・
どうにかしろと言われると・・
考え直せと言われると・・
ワガママが過ぎると取られると・・
ヘタレだと取られると・・

どこからどう手をつけて
どこをどういじれば
お互いの歩み寄りができるのか
打開策どころか
その糸口さえも
みえなくなる。

そもそも求められているのは
「歩み寄り」じゃない気もする。


こんな者が生きていて
ここに居て
厄介ですよね
申し訳ないです、としか
ごめんなさい、としか
もう言えなくなってしまうんですよ
究極。


解決するには
限りなく頑丈で自由のきく肉体と
矯正可能な視力をもって
生まれ変わるしか
それらを半永久的に保持するしか
方法がないから。

わたしに求められているのは
わかりやすく換言してしまえば
そういうことになってしまうんです。

潰しがきくように
急いで身体の性能まるっと
全とっかえして来い!って
言われているに等しいので・・。



わかるんですよ・・
よくわかるんですけどね・・


すいません
またボヤキになっちゃった・・

バンクーバーオリンピック

2010-02-15 21:52:26 | Weblog
開会式のテレビ放送を見そびれた
バンクーバーオリンピック。

ハイチ地震被災者に捧げる
「We are the World」が
披露されたんですよね?
見たかったなぁ。
マイコーが生きていたら・・って思ってしまいますけどね。


リュージュの練習中に
グルジア(ってどこ?・・恥ずかしながら位置を確認してしまいました)の選手が
事故死されたそうですね。

「氷上のF-1」と呼ばれるリュージュ。
今回のコースは高速コースなのだそうです。
オリンピックに出場する選手が事故死だなんて・・・。

F-1の
イタリア・サンマリノGPでの
ラッツェンバーガーそして
アイルトン・セナの事故死を
ついつい思い出してしまいましたよ・・・。

F-1といえば
ジャック・ヴィルヌーブ氏って
カナダのドライバーさんじゃなかったでしたっけ?


今回のオリンピックは
中継番組やら
ハイライト番組を
あまり拝見しておりません。

例外的に
女子モーグルは
遅れて
決勝の録画放送だけを
途中から拝見しました。

モーグルのテレビ観戦は
長野オリンピックでハマったんですけどね。

滑降のスピードが
断然速くなりましたね
「みんな速ぇなぁ~」
呆気にとられてしまいましたから。


(里谷)多英さん、
決勝に照準を当てて
勝負に出た走りを見せてくださいましたね。
「多英さん速ぇぇ~~!!
 腰痛静養上がりなのに飛ばしてるよ。すげぇぇ~~!!」って思いましたから。
第2エアで転倒してしまったのは惜しまれますが、
それでも
さすが長野五輪のゴールドメダリスト。



長野五輪当時は地元の高校生だった上村愛子。
当時のアイドルもちょうど30歳。
現在は日本のモーグルを牽引するアスリート。
かつて多英さんの背中を追っていた愛子は
いまや後輩たちの目標であり
頼もしく凛々しいお姉さんでありましょう。
今季世界ランキングを表すゼッケン番号は「6」。

長野で7位、ソルトレークで6位。
男子にしか跳べない高難度のエアを
唯一披露・成功させたにもかかわらず
前回のトリノでは5位。

五輪の表彰台に立てないのはなぜか?
どうすれば表彰台に立てるのか?
それを探し求め続けた4年間だったのだろうと思います。


今回のバンクーバーでは4位。
あと一歩
表彰台には届きませんでした。
銅メダル取らせてやりたかった。
バンクーバー五輪の勝利の女神もまた非情なのか、
愛子に手を差し伸べてはくれませんでした。


今回表彰台に上がったのは
ゼッケン番号がトップ3の北米大陸勢。

しかし
トリノのゴールドメダリストである
カナダの選手
ジェニファー・ハイルでさえ、
今回金メダルには手が届きませんでした。
メイプルリーフを頂上に掲げることは
叶いませんでした。


体操競技か?と思うような
難度の高い技を
エアに入れてくる女子選手も増えました。
トリノで愛子が見せてくれた挑戦が
契機になったのかもしれません。

転倒する選手も相次ぎました。
最終的に何秒台でゴールできるか
タイムもまた重要視されるので、
スピードを上げているのです。
転倒を恐れるあまりに
速さが出なければ競技になりません。

エアの高さや技術だけでは
中間部のターンの美しさだけでは
もはや勝負にならない。

日進月歩で
皆がそれぞれ
しのぎを削っている。
4年に1度しか来ない
「その日」を目指して。


今大会はカナダ開催。
地の利を生かして
ハイルが連覇するものと思っていました。
そのハイルでさえ勝てなかった。

これが「オリンピック」なのだと思いました。



あるドキュメンタリー番組で
愛子はこんな趣旨のことをつぶやいていました↓
「うたはずっと出来るけど
 スキーは出来る時期が限られているから」
流れていたのはひっきー(宇多田ヒカルさん)でした。

>上村愛子オフィシャルブログ

※追記です※
女子モーグル決勝の途中で
マイコーの「今夜はビート・イット」とか
サバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」が
流れていましたね♪