あの車両を訪ねて

全国の保存・放置車両を訪ねています。

蒲原鉄道モハ11/村松城址公園

2018-06-07 | 新潟県


新潟県五泉市にかつて存在した、村松城。現在は郷土資料館を併設した城跡公園として整備されている土地の道路から見やすい位置に、目的の車両は保存されています。
蒲原鉄道モハ11、1985年の加茂~村松間の廃止に伴い役目を終えた車両です。



製造は1930年と古く、蒲原鉄道線の開業時から活躍した車両です。日本車輌製造の手によってデ11形として製造され、1952年にモハ11形と改称されました。
3両(デ11-13→モハ11-13)が製造されましたが、その後モハ13は機器載せ換えを行いモハ51へと改称、廃車までそのまま推移しました。
モハ12はワンマン化改造が行われましたが路線短縮時には全車が廃車となり、モハ11とモハ51が現在も保存されています。



屋根の設置工事は2008年頃に行われたそうですが、その頃から車両自体の補修は行われていないのか、痛みがなかなか…製造90年の節目を迎える再来年くらいまでには綺麗な姿を見れたら嬉しい、と言っておきましょうか。。。

〈物件データ〉
設置場所:新潟県五泉市 村松城址公園内
公開時間:外観は随時

撮影データ:2017年9月23日16時頃

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