多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

嫌な人とは過ごしたくない

2018-04-14 11:09:21 | 発達凸凹
家庭であれ、学校や職場であれ、どんな場所にいても


「誰からも無条件に受け入れてもらえる」とは 限らない。


「まだ小さいから」と許してもらえた行動も、


2年、3年、月日が過ぎてもそのまま、


あるいは 見逃せる範囲を超えて 周囲が耐えられないレベルになったら


誰だって 一緒に過ごすのは 嫌だろうと思う。


最低限のルール、マナーを 守ってもらわないと、


個人同士が 一緒に付き合うのは無理だと思う。


以前 我が家の老人たちの世話をしてくれていた


介護スタッフの方に、老人が世話をされながら


「あんた 家に帰っても 家族の面倒を(こんなに親切に)するのかね」と


尋ねたことがあった。


介護のプロの方は 一瞬むっとした顔になり、


「仕事だから やれるけどねえ、家で家族の事全部やるわけにはいかないわ」と


にこやかに返事をされた。



家庭では 親に守られ、学校では勉強やスポーツだけをして


過ごし、学校での評価を鵜呑みにして 卒業して、


就職したら 一転して 「その場所で利益になる事をする」という


事を目標にしなければ 職業人としては役に立たない。


この事がわからないまま 就職する人が多くなったように感じる。


仕事をする場所なのだから、仕事に専念したらそれでいいと思うが、


いい職場であっても 離職する人が けっこういる。


私の周囲で聞く離職の一番の理由が「人間関係」なのが


腑に落ちない。成果に見合った報酬が得られないとかなら


納得もするが、「会社のあいつと一緒に居るのが嫌だ」


「あの人嫌い」である。


何とも不思議な話であるが、会社の人間関係が悩みという人が


多いそうである。


最低限のルールとマナーだけ 守れていて、


仕事の能率が上がる人であるなら、


性格が合わなかろうが 一緒に仕事をしても私は


苦にならないが、世間ではどうも違うようである。








元刑事が見た発達障害 真剣に共存を考える
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