多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

子どもにかける愛情の悩み

2017-02-09 10:16:11 | 愛情
私は 通院や 家の用事で忙しい中を 無理やりにでも時間を作って


自分のしたいこと、行きたいところにいくし、友人から誘いがあれば それも 都合がつく限り顔を出す。


大体 発達凸凹関係の ママさんか、定型の友人の そのまた友人という方との お話の機会が多い。


「子供が小さいから 働きたくても 子どもに寂しい思いをさせたくない」という方もいれば、


「私が 愛情をかけすぎたから いま 大きくなっても 自立できてないのかしら」とか


人によって 悩むポイントが 正反対だったりして 考え方は人それぞれだなあと思う。


私は とにかく 忙しかったから、子どもがどう思うかとか そんなこと あまり 考えてた記憶がない。


経済的に苦しい時代があったが、でも 老人を置いて昼間働きには行けない。


考えたあげく、夕食が済んでから パートに出たりもした。


子ども達は 当然私が夜家を空けることを 嫌がったが、お金がなければ 食べ物が買えない。


家に遅く帰ると 時には まだ寝付けない子どもたちが 起きて待っていた時もあった。


本を読んでやったり 寒くない時期は 外で 夜空を見上げながら 童謡を歌ってやったりして、


気持ちを 落ち着かせて 家に帰る。


寝付くまでそばにいてやり、そのあと 私は夜食と入浴を大急ぎでして


メールを チェックして 友人の近況を知り 返事を書いたり 


本を読んだりした。


少し 眠ると 早くに 寝付いた おじいちゃんたちは もう 起きて わたしを呼ぶ。


それが済んだら 夫が 起きてくる。


目の回るような 忙しさであったが、それをしなければ いけない環境であったし、


私は 私で 稼いだお金の一部で 本を 買ったりして 楽しい時間を 少しでも持てたから、


その時代は時代で よかったと思っている。


子どもを 置いて 働きに 行くのは 辛い事ではあったけど、


子どもを 飢えさせることの方が もっと 辛いことに違いなかったから、


私は 子どもに 辛い思いをさせたけれど、それしか わたしにできることは なかったし、


子どもが それを どう思っているのか 聞いたことは ないが、


愛情不足だとか 嫌だったとか 言い出す時が あったら「そうかそうか 嫌な思いさせて悪かったねえ」と


言ってやろうと思っている。


親の事情を あれこれ話すより、子どもの言い分を しっかり きいてやろうと 思っている。


私は よその お母さんたちのように、子どもを どう喜ばせようとか


傷つけないように 注意しなければとか そういうことを 考えたことがない。


障害の告知についても 事実をそのまま告げて、その後は 親子で工夫しながら


越えていったし、手もある程度はかけたけど、必要以上の 世話はしなかった。


なので 子どもたちから 一番よく言われた言葉は


「お母さん嫌い」でも「お母さんのバカ」でもなく


「よそのお母さんは もっと やさしいよ!」であった(苦笑)


子どもに そういわれて おろおろするお母さんも 世間には いらっしゃるかもしれないが、


私は「じゃあ OOちゃんのおうちに 聞いてあげようか」」だの


「Ooちゃんの 妹と結婚したら OOちゃんのママが あんたのママになるじゃない。」と


返事したので、子ども達は「そういうことじゃないのにっ!」と怒ってぷりぷりしていたが


放っておいた。


年と共にあきらめて どっちも「うちの おふくろは どうしようもないからなあ」と


思っているようである。


親に期待するのは やめて、親以上の 配偶者を 頑張って見つけて 今迄の 人生の 苦難を


取り戻して欲しいものであるが、そうなったらなったで お嫁さんから


「あなたの お母さんってなんて 非常識な変な人なの!?」と


息子に 苦情が 行くような気がしてならない。


でもまあ 私の所に生まれてきてしまった以上 これも 運命と あきらめてもらわねばならない。


すまぬ。












支援者なくとも、自閉っ子は育つ 親子でラクになる34のヒント
クリエーター情報なし
花風社
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