多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

調子の良さに気が緩んで

2017-03-13 09:19:11 | 病気あれこれ
最近 調子のいい日が多いので、つい 気が緩み、


いつもはしない 料理に手を出した。私は リウマチで かつ片目の視野が狭いので、


包丁を持つことは 非常に 危険な行為である。


なので、それには 挑戦せず、子どもも夫も好きな 「炊き込みご飯の素」を


使うことにした。お米五合を 量って 研ぎ、


水を 普通より やや固めになるように入れ、素と 具を入れて


さっと 混ぜて 炊飯器にセットして スイッチを入れる。


ただ それだけの 事だったのだが、


腰をかがめたまま お米を量ったり、 私にとっては 高い位置にある 炊飯器に 


お釜をセットすることなどが けっこうな負担になったらしい。


その日は 特に 不具合は なかったのだが、翌朝、腰の痛みで目が覚めた。


起きようとしても 起き上がれない。


普段も リウマチ特有の こわばりで、起き上がるのに不便な事があるので


起き上がり用の手すりが 据えつけてあり、それにつかまって起きたりするが、


それに つかまっても 起きられず、とにかく 体が 落ちつくまで


様子を見ていた。


なんとか 起きられるようになるまで 数時間かかった。


夫に 話しても よくわからない反応だったが


長男は 「調子が いい時でも 昔の体とは 違うんだから


慣れない事 いきなりやるから そうなるんだ」と 言い、


「かがんだりとか 持ち上げたりとか そういう事するな、


絶対重い物持つな」と言い 「何か起きた時 面倒引受るのは 俺になるんだから


もう少し 考えろ」と 渋い顔をしていた。


長男の方が 冷静で よくわかっている。というわけで 今や 家の


あちこちの 仕様が 私より 背の高い人用に なっているので、


それを 昔の 感覚で しかも 衰えた 体で 使おうとするのが


自分の 負担になると わかった次第である。


調子が良くても 昔の体に戻ったわけではないし、


できないことが 増えている、という事を 息子から 教えられた次第である。


老いては子に従え、というわけで 人には 軽いものでも 私には


「持ち上げる」ということが かなりの負担になることや


「かがむ」ということも 同じだとわかったので、


運動するときは 物を持たずに 運動だけすることに 決めた。


昨日も 台所で 長男が 夕食を作っていたので、


のぞいたら 怖い顔で 「台所に来るな!また 何か あったらどうする!じゃまじゃま!」と


追い出された。


無理を絶対するなという 命令が出たので、


私は もっぱら 夫の 休日や 帰宅後に 車で 買い出し、というのが


お役目になった。あとは 洗濯と 片づけくらいである。


年寄りの冷や水、というのは こういう事かあ、と実感した次第である。


今までは「ただのおばさん」と自称していたが、「ご隠居」のほうが


ふさわしいかもしれない。














自閉っ子の心身をラクにしよう!
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花風社

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