ふるさと納税という制度がある。本来地元に納めるべき税金の一部を、自分が希望する自治体に納税できる。そして納税した自治体から、返礼品が受け取れるということらしい。
私は専業主婦で、夫は年金を受給しつつ、パート労働者である。ふるさと納税ができる収入はない。私の息子達ならできそうだが、どちらもするつもりはないらしい。
長男は自分が住む地域に愛着があり、税金を払うなら、地元に払いたいので、いくら収入が増えてもふるさと納税はしないと言う。自分が納めた税金が、どこかの知らない地区で使われるより地元で使って欲しいそうだ。
次男も同じような考えである。次男が学校に通っている時に、公立の学校にどのくらい税金が投入されているかを何度か話したので、自分も地元に税金を納めたいという。
税金をどこに収めるか、考えは人それぞれである。先日知人と話していたら、その人もふるさと納税をしたいというので、(?)と思った。
その人はお母さんと二人暮らしで、ご本人の障害年金とお母さんのパート収入で暮らしている。当然ご本人は納税者ではないし、お母さんが多少納税しているかもしれないが、ふるさと納税の対象にならない所得ではないかと思った。
やんわりと話をしたが、「ふるさと納税=返礼品でお得」と思い込んでいる知人には通じないまま別れた。実際に手続きをすればわかる事だが、ガッカリするだろうなあ、とそれが気がかりである。
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