台風が近づいている。以前はこういう時に、
同居の老人を どう安全に過ごさせるかが 心配だった。
風雨が強まってからでは、車への移動も ままならない。
明るい時間に、雨や風のないうちに、移動の準備をしなければならない。
地区の避難所は、警報や、最低でも注意報が出ないと 開所されない。
「台風が 来そうなので」というくらいでは、開けてもらえないこともある。
仮に 避難所に行けても、そこにベッドはない。
せいぜい毛布だろうし、私たちにできるのは 布団の持ち込みくらいである。
病気があった義父は、医療機器が 外せない。
電源が必要だし、停電したら 簡易の携帯機に切り替えられるが、
乾電池が 膨大に必要である。
避難しても、しなくとも、困難な事が 起きるので、
私は 乾電池の 在庫をいつも確認し、携帯機の 寿命(外出時や 停電時用なので長時間は使えない)に
気を使った。ベッドも無い場所へ行き、寝たまま過ごすだけで、すぐに褥瘡ができるだろう。
避難所へ行く事は あきらめて、台風や 大雨の時はとにかく
ベッドを高くして、浸水しても 病人に影響がないようにし、
医療機器も 浸水しない場所に移動するしかなかった。
頼むから、川が あふれませんように、山が崩れませんように。
そう 願いつつ、夜食を用意し、TVやネットの情報で 現状を把握した。
普段は一人で動ける高齢の方も、お子さんも、夜道で 雨が降った
暗い中を移動するのは かなり 危険である。
視界が悪いし、水の流れというのは 少量でも
足を取られる。
傘は持たない方がいいし、長靴も歩きにくく、危険である。
足元は紐靴で、レインコートも動きにくいので、パーカーくらいがおすすめである。
リュックに 手ぬぐい(軽い上に嵩張らず、濡れた体や物を拭くのに重宝するし乾きやすい)や
水、ビスケットや チョコなどの 食べ物、塩分補給に梅干か 塩昆布などを入れるといいと思う。
お子さんや 高齢者を 移動させる時は、大人が 片手で 相手をしっかり抱え、
もう片方の手で 杖か 無ければ木の棒などで 歩く少し先を確かめながら 移動する事。
水の流れで 舗装が はがれていたり、穴があったり、時にはマンホールが
外れていたりもするからだ。
水の勢いと言うのは 予想外に 強い。そこで 転んだら足を取られるし、
側溝の脇などだったら 流されることもある。
雨足が強くなってからの 避難より、早め早めの行動を お勧めする。
障害や大きな病気がない高齢の方も、避難所での 座ったままの姿勢や
自宅以外の慣れない 狭い場所で過ごすことは 体力や気力を消耗するので、
その点を 気遣ってあげてほしいと思う。床に直に座るより、タオルの1、2枚を
敷くだけでも 違う。正座を続ける場合などは、足の間にたたんだタオルを入れて
過ごすだけでも 足の疲れが違う。
高血圧などの持病がある方は、水分不足で 血圧が上がりやすくなるので、
ちゃんと 水分確保ができているか 確認してあげてほしい。
薬を飲むための 水も 不足しがちなので、力のある方が その分を
非常用リュックに 多めに入れておいてほしいと思う。
今も 暴風雨にさらされている方が いらっしゃると思うし、
少しでも 台風の影響や 被害が 少ない事を願うばかりである。
わが家も そのうちに 暴風雨域に入ると思うが、
老人と 子ども達を抱えて 移動もできず、どうしようかと
ひたすら 祈った時間を 思い出す。
今は 子どもたちは 自力でなんでもできるので、手間をかけるのは
私のほうに なってしまった。今は 長男が 夕食兼夜食を作っている。
大量の ご飯を炊き、支度中である。
今後の経過は わからないが、用心して 過ごそうと思っているところである。
同居の老人を どう安全に過ごさせるかが 心配だった。
風雨が強まってからでは、車への移動も ままならない。
明るい時間に、雨や風のないうちに、移動の準備をしなければならない。
地区の避難所は、警報や、最低でも注意報が出ないと 開所されない。
「台風が 来そうなので」というくらいでは、開けてもらえないこともある。
仮に 避難所に行けても、そこにベッドはない。
せいぜい毛布だろうし、私たちにできるのは 布団の持ち込みくらいである。
病気があった義父は、医療機器が 外せない。
電源が必要だし、停電したら 簡易の携帯機に切り替えられるが、
乾電池が 膨大に必要である。
避難しても、しなくとも、困難な事が 起きるので、
私は 乾電池の 在庫をいつも確認し、携帯機の 寿命(外出時や 停電時用なので長時間は使えない)に
気を使った。ベッドも無い場所へ行き、寝たまま過ごすだけで、すぐに褥瘡ができるだろう。
避難所へ行く事は あきらめて、台風や 大雨の時はとにかく
ベッドを高くして、浸水しても 病人に影響がないようにし、
医療機器も 浸水しない場所に移動するしかなかった。
頼むから、川が あふれませんように、山が崩れませんように。
そう 願いつつ、夜食を用意し、TVやネットの情報で 現状を把握した。
普段は一人で動ける高齢の方も、お子さんも、夜道で 雨が降った
暗い中を移動するのは かなり 危険である。
視界が悪いし、水の流れというのは 少量でも
足を取られる。
傘は持たない方がいいし、長靴も歩きにくく、危険である。
足元は紐靴で、レインコートも動きにくいので、パーカーくらいがおすすめである。
リュックに 手ぬぐい(軽い上に嵩張らず、濡れた体や物を拭くのに重宝するし乾きやすい)や
水、ビスケットや チョコなどの 食べ物、塩分補給に梅干か 塩昆布などを入れるといいと思う。
お子さんや 高齢者を 移動させる時は、大人が 片手で 相手をしっかり抱え、
もう片方の手で 杖か 無ければ木の棒などで 歩く少し先を確かめながら 移動する事。
水の流れで 舗装が はがれていたり、穴があったり、時にはマンホールが
外れていたりもするからだ。
水の勢いと言うのは 予想外に 強い。そこで 転んだら足を取られるし、
側溝の脇などだったら 流されることもある。
雨足が強くなってからの 避難より、早め早めの行動を お勧めする。
障害や大きな病気がない高齢の方も、避難所での 座ったままの姿勢や
自宅以外の慣れない 狭い場所で過ごすことは 体力や気力を消耗するので、
その点を 気遣ってあげてほしいと思う。床に直に座るより、タオルの1、2枚を
敷くだけでも 違う。正座を続ける場合などは、足の間にたたんだタオルを入れて
過ごすだけでも 足の疲れが違う。
高血圧などの持病がある方は、水分不足で 血圧が上がりやすくなるので、
ちゃんと 水分確保ができているか 確認してあげてほしい。
薬を飲むための 水も 不足しがちなので、力のある方が その分を
非常用リュックに 多めに入れておいてほしいと思う。
今も 暴風雨にさらされている方が いらっしゃると思うし、
少しでも 台風の影響や 被害が 少ない事を願うばかりである。
わが家も そのうちに 暴風雨域に入ると思うが、
老人と 子ども達を抱えて 移動もできず、どうしようかと
ひたすら 祈った時間を 思い出す。
今は 子どもたちは 自力でなんでもできるので、手間をかけるのは
私のほうに なってしまった。今は 長男が 夕食兼夜食を作っている。
大量の ご飯を炊き、支度中である。
今後の経過は わからないが、用心して 過ごそうと思っているところである。