多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

幸せな人生とは

2017-08-18 15:52:18 | 私の思考
「OOがあれば 幸せになれるのに」という 思いを持つ人は多い。


「結婚できれば」「子どもがいたら」「お金があれば」「健康だったら」等々。


向上心や 目的を持つのは 良い事だと思うけれど、


「OOでなければ」という 執着になっていくと 自分で自分の首を絞めてしまうような気がする。


自分を高める、努力する、のはいいけれど、自分には無い物ばかり


目指して、それが どうやっても得られない、と言う時に


切り替えができないで 悶々とする人も 見てきた。



他人が 努力の末に手に入れたものを、「ラクしてずるい」と


言う人もいた。


苦労や努力もなしに、 ラクだけしている人はいないと思うけれど、


愚痴や泣き言を言わずに 黙々と努力する人の 表面だけ見て


「あの人 ラクでいいよね」と 言い切ってしまう人の思考回路がわからない。


定型・非定型関係なく、その他の 状況も関係なく、


自分が今いる場所で 最大限の努力をし、


今与えられたものを 活用していくのが 一番効率的だと思う。



私は 収入もなく、学歴も 資格もない。健康体でもないし、


見た目も 並以下である。人様に誇れるものは何もない。


だが 自分に与えられた資質を最大限活かして生きてきたと思うし、


その場その場で 自分なりの 知恵と カンで 生き抜いてきた。


夫と子ども達と 今日も一緒に暮らせるのが 喜びである。


人生は いつ何がおきるかわからないから、


今味わえる 楽しみがあることを 喜びつつ、毎日を


送りたいと思う。











支援者なくとも、自閉っ子は育つ 親子でラクになる34のヒント
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花風社
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ヘルパーさんや ケアマネさんとの付き合い

2017-08-18 14:09:33 | 支援・制度
私は 介護保険の「要介護1」判定である。


重い物が持てなかったり、視野が狭くて 自力でできない家事を、


ヘルパーさんに 週一回手伝っていただいている。


大変ありがたい制度なのだが、


介護保険の 利用者さんは 高齢者が多いので、


私のような 年齢の方は 少ない。


ヘルパーさんも 気を使ってくださるが、


中には こちらが 望んでいない支援をされる方もいる。


「このほうが 使いやすいですよ」と 物を運んでくださるが、


私は そのことを 忘れてしまったりするので、



あとから あやふやな記憶を頼りに あちこち引っ掻き回すことになる。


ヘルパーさんも 毎回同じ方が 来るわけではないので、


やり方も 様々である。


私が きちんと 指示をして、自分でできる部分は 自分で管理し、


出来ない部分を 補っていただくのが 本来だと思うので、


自分で いい方法を 考えていかないといけないなあと思う。



新しいケアマネさんも 高齢の方との 経験が長く、


私のような 利用者に 戸惑っていらっしゃる様子なので、


徐々に 病気や 障害について 知っていただけたらいいなと思う。






発達障害、治るが勝ち! 自分の生き方を自分で決めたい人たちへ
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少人数教育に思う事

2017-08-18 13:38:09 | 子どものあれこれ
わが家は 山の中である。


山の集落は そんなに 大世帯ではないので、


学校も 山の中に ちんまりとある。


その小さな 学校に、夫も 長男も通った。


年々 児童数が減り、今は 何人だろうか。


長男が 在籍していた時、


運動会も その他の行事も、地域一丸で 行っていた。


多分今もそうだろう。


PTAでは 難しい部分を、地域の人たちが 支えてくれ、


運動会も その他の行事も 行ってくれた。


これは 良い事だし、楽しい事も多かったが、


学校で 何が起きたかが、町中に 広がってしまう、と言う面もあった。


子どもがかくしておきたい、学校での 失敗や、


その子にとっては「恥ずかしい」こと。そうしたことも


全部 町中の人が 知っている。


これが 辛い子も 何人かいた。


子どもの数が少ないので、得意でない事も


「みんなが 助けるから」と 駆り出される。


よその人にとっては 「子どもの ほほえましい事」も


長男にとっては 大ショックだったようで、いろいろ辛かったようだ。


よく言えば、「みんなが 主役」だが、逆に言えば


「その他大勢」には なりたくてもなれない環境である。


隠れ場所も、息つくところもないのは 大変だったようである。


逆に 「いつも 主役」で いられた子どもが、


中学や 高校に進学し、「その他大勢」になってしまった事で


カルチャーショックを 受けたという事もあったようだ。


私自身は こうした 小さな集団で 過ごしたことがないので


実感できないが、どんな環境にも メリット・デメリットがあるなあと思う。





 




山村留学: 生まれ変わる子ども・親・村
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農山漁村文化協会
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食品の安全

2017-08-18 11:56:01 | 食生活
息子達は、どちらも 食品関係の仕事をしている。


お盆の時期は どちらも 忙しく、


盆休み返上で 働いていた。


休みは 他の人が 出勤できる日で、人手がある時。


もちろん 申請すれば 休むことは できるけれど、


どちらの子も「OOくん、この日来られる?」と


言われると 引きうけて 出かけていく。


長男の会社は、「安全で おいしいものを」と言う方針なので、


手間が かかるし、経営者の望む 基準に満たないものは


出荷しないので、どうしても 品薄になるし、他社製品に比べて値段もあがる。


市場に出す時は それほどの値段ではないのだけど、


仕入れて お店で 売られるときには


売り手の手間賃や 人件費も上乗せされるので、


お店に寄って 製品の値段が 変わる。高値を付けて売るお店もある。




お客さんは お店ではなく「製造者」である 長男の会社に


クレームを入れてきたりする。


出荷したあと、製品に 異常があったとかなら 対処もできるけれど、


市場から 仕入れたお店が どんな値段をつけて売るかは


そちらの 自由なので、製造先からは 何もできない。


「お客さんの 言い分もわかるけど、市場に出したあとのこと、それも


値段については こちらは 関与できないからなあ」と長男は ため息をついていた。


良い製品だから、と選んでくれたお客さんが いるのは ありがたいしことだな、と


言っていた。市場に出た分が 欲しいお客さんに回るように、と長男は


自社製品を お店では買わない。


一度だけ「こういうの作ってるんだよ」と 買ってくれたことがあったが、


その後は 会社で 得意先の見本に出した残りとかを 上司に頂いた時に


持ち帰ってくるだけである。



次男の 会社も、「安全で おいしいものを」が 方針であるが、


製造してから お客さんが購入するまで、そして 購入してから


お客さんが 食べるまでに 時間が かかることもある製品なので、


一番の 目標は、「絶対に食中毒を出さない事」である。


工場の衛生管理も もちろんであるが、


製品の腐敗を 防ぐために、やむなく


「保存料」などの 食品添加物も使う。


使われたものは、すべて 原材料欄に 記載する。


自社で作ったものについては、記載の義務があるが、


他社製品の「マヨネーズ」や「ポテトサラダ」を


購入して 自社製品に使用した場合、その「マヨネーズ」や「ポテトサラダ」に


使用されていた添加物については 記載しなくてもよいことになっている。


一貫して 自社で 製造したほうが、異物混入のリスクは減るが、


原材料欄には 使用した添加物のすべてを記載するので、


他社製品に比べると 「添加物が多い」ような印象を 与える。


極端な話、既製の材料を 購入して、それを 詰合せて 


別な製品として 売る場合は、添加物の記載が 少なくて済む。


本当に 添加物が少ない製品なのかを判断するには、


原材料名だけでは 難しい。


今の加工食品は、塩分や 糖分を減らした分、保存性に欠けるので、


どうしても 添加物に頼らざるを得ない面が多いと感じる。


それぞれ 皆 食事への 考えや感覚は様々なので、


できるだけ 素材そのままの物を購入して、


消費期限内に 自分で 調理して食べる事が 一番リスクが少ないし、


加工食品を 食べる時は こうしたリスクもあるという事を


知ったうえで 購入していただければいいと思う。


手をかけた食材は、それなりの値段にならざるをえないし、


製造直売、でない限り、卸業者や 仲買人、小売店の利益も上乗せしないと


流通が成り立たないので、販売価格が高くても、製造者だけが利益を得ているのではない事も


頭の片隅に置いていただけると いいなと 製造者の家族としては思う。


次男の 会社も、自社製品の 直売所を 作り始めているが、


工場の数に 比べると まだ少なく、卸にながして 小売りへ、という


形態が 続きそうである。


「いいもの」を 作ると「高い」「大量生産を」と言われ、


「安い価格で 大量に」を すると「添加物を入れないで」と言われる。


消費者としては 自然な声なのだと思うが、


なかなか難しい面もあるので、消費する方が ご自身で納得できる


食材や 製品を選んでいただけたら、と思う。























 













食の危険を取り除く からだに安全な食品の食べ方&選び方
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