マンションのトップセールスは、住宅ではなく夢を売っているのだ、という話を聞いたことがある。「このマンションを買うと、生活がこんなに変わりますよ」と、新しい生活を提案して、夢を見させることがお客さんに決断させる決め手になるのだという。
自分もガジェット好きで、いろんな機械をついつい買ってしまうのだが、財布の紐を緩める際、「夢を見る」と言うのは事実だと思う。これを買えばすごく便利になる、という夢。まあ、その後現実は・・・・と必ずなるのだが。
何を買っても、夢が100%実現、とはならない。ならないが、満足度が高いものとそうでないものがある。高いものは、理想をかなりの程度満たしてくれつつ、満たせない部分でも、作り手の誠意が感じられる場合だ。よく考えられているなと、納得できる場合だ。
このことを、自分が作り手、サービスを提供する側になったとき、心がけなければならない、と思っている。
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