被害者意識

やられたら、やり返す、あるいは、抗議する、あるいは、いったんは避難する、など、いろいろと策を講じるべきだ。
やられっぱなし、にならないように、戦う権利がある。

同時に、恐ろしいのは、被害を受けていないのに、被害者に共感することで生じる被害者意識だ。お化けのような被害者意識に憑りつかれると、世界を二分することでしか認識できなくなる。
他者に共感するのはいいが、いつの間にか被害者と心情的に一体化してしまうのは問題がある。
それでは、モンスターになってしまう。
そうならないように、どちらからも、話を聞くべきだ。