必ず言い訳をする人がいた。
「熱がでた」「ばあちゃんが入院した」「またばあちゃんが救急車で運ばれた」
友達に聞くと、昔から「ばあちゃん・・・」は非常に多いらしい。
多い割にバリエーションが少ないのが弱点だな、と思っていた。もっと、聞くものを納得させるディテールと、飽きさせない変化が必要なのに、それ一本調子なので、大体2回目以降は通じなくなる。
あるとき、「おばあさん、本当に大変だね。わたしもお見舞いに行っていいかい?」と聞くとかたくなに断られた。
そして、次に休んだ時は「じいちゃんが救急車で運ばれた」と言ってきた。
じいちゃんは何の病気なの?と聞くと、「それは言えない」とのことだった。なんか、イタコみたい。
そのように学校を休みがちなものだから、結局どこにも受からなかった。
でも、二次に進んだことは何度かある。
二次の面接が、途中から「取り調べ」「尋問」などに代わることが多かったようだ。
人間正直であるべきだ。
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