ネットは思いついたことをその場でさっと調べるとこが出来てたいへん便利だが、それが逆に危険だなあ、と感じるようになった。
興味関心の赴く方向はかなり気まぐれだ。視覚聴覚、様々な刺激を受けて脈絡なしにいろいろな想いが浮かび上がる。ほとんどをやり過ごし、その場で消える。
しかし、手元にネットにつながる機器があれば、何でもすぐに調べることができる。
連想が連想をよんで、当初の目的と全く違ったページを見て無駄に過ごした、という経験は多くに人にあるだろう。
様々な想念は、泡のように、現れては消えるのが本来の姿だ。いちいち振り回されると、それはつまり夢のなかと同じ、になってしまう。目の前の現実から自我が遮断されてしまう危険性がある。
まあそこまで行かなくても、時間のむだ、目の前のことに集中できない、という事態を呼ぶことは間違いない。便利でも、振り回されないようにしないといけない。
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