価値観

古い価値観がただ老人たちの生活習慣、プライドを守るためだけ、のものであるのなら、老害のそしりを受けても仕方がない。
だが、それだけで片付けていい話でもない。
時代とともに新しいものが現れ、消えていく。新しいものだけに目を奪われるとその波に溺れる。時代に左右されない定点観測が求められる。
そのための古い価値観が大事になる。
時代とともに変わる。だがすべて変わるわけではない。変わらないものもある。本質を引きずっている。だから、すべてを捨てていいわけではない。
いたずらに新しさに目を奪われてはいけない。古さを恥じる必要もない。