栄光の時代

栄光の時代は今なのかもしれない。
いやそんなことはない、問題は山積みだ、と言ったところで、問題が山積みではない局面など、生きているうちに出会うことがあるだろうか。
生きているうちは、常に問題が山積みであり、それが正常な状態ではないだろうか。

あとで振り返ったとき、あの時は良かったと思えるのが栄光の時代なら、懸命に暮らし、特に大きな出来事はなくとも毎日を切り抜けているのなら、あとで振り返って、あの時は良かったと思えるだろう。ならば、今が栄光の時代だ。

生きている、この瞬間が栄光の時代なのだ。