傲慢

上手くいけば自信をつける。大切なことだ。
だが、さらにうまくいって、時流も味方に付いた時、実力以上の成功もあり得る。
そんな時傲慢になってしまうと、終わりの始まりになる。
硬直化してスキが生じる。
ところが、終わり、はゆっくりとはじまることも多いので、そうすると責任の所在がわからなくなる。
曖昧さの中で語られる逸話がレジェンド、神話となって、真偽の判定ができなくなっていく。

上手くいっても、見下してはいけないのだ。見下すことで自尊心を満たしている言説があれば、直ちに警戒した方がいい。万が一、自分がそのような言説を発していると自覚したなら、直ちに改めるべきだ。
改めることができるかどうかが、分かれ道になると思う。