環境のハンディ

当たり前のようにこなしている所作が優れている先達が、複数いるような集団は「伝統がある」ということだ。そのような環境に身を置けるのは幸いだし、身を置くための努力も必要だ。

それが叶わぬこともある。個人がシャカリキになったところでどうにもならない、かというと案外そうでもない。伝統校、強豪校があっさり負けることだってある。

向上心が強ければ、受ける刺激はごく短い時間でも、成長に多大な貢献をもたらす。ほんの一瞬、ヒントをもらっただけで大きく変わることができる。

ふだんから、向上しようと強く願い、行動すること。
自分にもできると思うこと。
この二つを怠らなければ、環境のハンディを、ずいぶんと跳ね返すことができる。