なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

論理

2015-11-16 15:32:03 | 日記
膨大な言葉数でありながら、中身が全くない話もある。
全て聞き終えた時、見事なまでに何も残っていない。
あれができるのも一種の才覚だろう。
幸か不幸か、このような才覚に恵まれた人は珍しいわけではない。

ポイントだけを突き詰めれば愛想のない話し方になる。
ムダがあってもいい。どの程度を好むかは人によるだろう。

残らない話に共通していることは、形式論理が破たんしていることだ。
いやそんなものは考えたこともない、という人でも実は考え事をする際には依拠している。
AならばB BならばC 故にAならばC と書くとお固いが誰だってこんな考え方をしている。
とりとめもなく話していると、ここからどんどん逸脱していく。するとわけがわからなくなって、結果として全く残らない話になる。

論理は、普段の会話の中だって役に立っている。