魔法の力が使えればいいなといつも思う。ゴミ箱が近くにない時、バスに間に合わなさそうな時、念力で何とかならないか、と思う。
なるわけがない。もちろん本気でそんなことを期待するわけでもない。
ところが、ちょっと遠い未来のことについては、魔法の力が使えるかも、という根拠のない期待を持ってしまう。漠然と、10年後には夢がかなっている、などと。
10年後だろうと、100年先だろうと、魔法が使えるようになっている可能性は極めて低い。10年かけて積み上げれば、今の時点では届かぬ高みに達するだろうが、それはごく当たり前の普通の力の集積であって、念力でも何でもない。
魔法を使ったとした思えないようなすごい業績は見渡せばたくさんある。でもそうではない。まともに歩いていくしかないのだ。
なるわけがない。もちろん本気でそんなことを期待するわけでもない。
ところが、ちょっと遠い未来のことについては、魔法の力が使えるかも、という根拠のない期待を持ってしまう。漠然と、10年後には夢がかなっている、などと。
10年後だろうと、100年先だろうと、魔法が使えるようになっている可能性は極めて低い。10年かけて積み上げれば、今の時点では届かぬ高みに達するだろうが、それはごく当たり前の普通の力の集積であって、念力でも何でもない。
魔法を使ったとした思えないようなすごい業績は見渡せばたくさんある。でもそうではない。まともに歩いていくしかないのだ。