流行りの本

流行っている、ということもあって、ピケティの「21世紀の資本」を買った。
600ページ以上もあるハードカバの経済書を読むのは本当にハードだ。
が、ピケティは数理モデルを偏重した経済学に批判的であり、語り口は平明なので読みやすい？？

一番興味をそそられるのは、分配の不公平に関する提言よりも、現在の経済学への批判の部分だ。
公務員試験の指導で経済学を教えているが、このレベルだと「現実にこれは成り立つの？？」と思える部分がたくさん出てくる。
そのような疑問に対してスカッとする批判が出てきて面白い。
肝心の　r＞ｇについてはまだ把握していないので、もうちょっと読みんでから感想を述べたい。