なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

脳にかける負荷

2013-04-25 17:52:26 | インポート
 コツコツまじめにやっているのに成果が出ない、得点が伸びない、という場合、勉強の中身において、脳に欠ける負荷が足りないことが多い。しかも、無意識のうちにそのような勉強になっている。
 脳にかける負荷が足りない、というのは
①論理的なつながりを考えてテキストを読む、授業を聞く、ということをしていない。「なんとなく」で済ませてしまっている。
②記憶を再生する訓練をしていない。覚えたことを何回も思い出す、ノートやメモを見ないで完全に再生できることを確認する、ということをしていない。
③苦手とする科目、分野を完全に遠ざけてしまう

 などが考えられる。以上の勉強は、かなりのエネルギーを使う。だから、長時間はできなのだが、それほど集中を必要としない勉強とうまくサンドイッチすることで時間を有効に使うことができる。


 ただ。深く考えることがあまり得手でなくても、コツコツと、正確に物事をこなす力、は、仕事をするうえで極めて重要だ。世の中の、たいていの仕事は、深く洞察する力より、決まりきったことを粛々と正確にこなして行かなければならない場面の方が多いのでは。だから、コツコツまじめにやる力、は、それだけでも評価に値するとは思うのだ。