うちの塾はビデオを利用した学習がメインになるが、それは(ほぼ)すべて自分の授業を撮ったものだ。
生徒さんにより、スタートする時期もスタート時点での基礎学力も違うので、集団授業が組みにくい。だから、自分の授業を撮っておいて、これを見せて、わからないことはその場でフォロー、という仕組みだ。
ただこれだけだと、効果が弱いので、個別指導、集団指導も織り交ぜていく。
個別指導において、一番困ることは、「質問が多すぎて対応できない」ではなく、むしろ全く逆で「質問があるはずなのに、質問しないで素通りしてしまっている」ケースが多いことだ。
自分から手を挙げて聞く、ということは自力で問題点に気づいていることなので、後はほんの少しのアドバイスで解決する。
それがなかなかできない子にどう働きかけていくか、が最大の問題。
今年は、去年までとは違う何かを取り入れたい。今それを考え中。