The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

『パトリック・メルローズ』原作翻訳本刊行決定

2018-07-27 | ブックレヴュー&情報
“Patrick Melrose” : Edward St Aubyn


先日も書きましたが、意志薄弱で迷っていた”Patrick Melrose”のUK版DVDを遂に決心して購入
申し込みをしたのですが(7月15日)、月末頃到着との事で楽しみにしていた所 何とッ!24日
に到着しました。
予定より大分早い到着でビックリでしたが、兎に角有難く頂きましてボチボチと観始め 取りあ
えずE1だけ観終わった所です。
そして、昨年11月撮影中の画像として載せました「アイパッチとポリ袋」(←これ)の謎は解け
ました(笑)勿体ぶって嫌味ですね、スミマセン。

そんな折、原作の翻訳化が決定したとのニュースもあり、多分無理だと諦めていた所なので意外
な気もしつつ嬉しいです。 ベネディクト効果でしょうかね。 
エミー賞にノミネートされたのも要因かも。

この原作はエドワード・セント・オービン原作で1992初版の5部作
”Never Mind”
”Bad News”
”Some Hope”
”Mother's Milk”
”At Last”

こちらが、ドラマ放送を期に2018年5月リニューアル再発行されたペーパーバック版。
もう何と言いますか、表紙で売ろうの魂胆が(笑)






↓ 因みに、2012年刊行のペーパーバックの装丁がこんな感じ、シンプルと言うか地味


翻訳版はどんな装丁になりますか・・・・。
訳の分からない変なカバーにはして欲しくないんですが。

概略は以前も書きましたので繰り返しになりますが、
「パトリック・メルローズは貴族階級出身の破天荒なプレイボーイ。少年時代父親から虐待を受け
て育った。酒とドラッグに溺れる青年期を経て、父親の死をもってしてもトラウマを乗り越える事
が出来ず長い間苦しむ。理想の姿と現実とのギャップに悩み葛藤する姿が描かれている。舞台は
1960年代の南フランス、1980年代のニューヨーク、2000年代初頭の英国に渡って描かれている」 
と云うのが大まかな原作の内容です。

原作に興味を持っていたので、出来ればドラマ放送の前に原作を読みたいと思ったりもしたので
すが翻訳本が無く、しかも5部だなんて・・・。早々に挫折、断念しました。
なので、今回早川書房で原作小説の版権を取得したとのニュースを聞き、嬉しいし、とても楽しみ
です。 当然ながら、翻訳本のタイトルも未定です。
刊行は今秋予定との事。 って、あまり時間がないけど大丈夫なのかしら?って余計な心配を。

尚、ドラマに関してはDVDを観終わった後、出来れば感想を書きたいとは思っていますが、さてさて
どうなりますことやら。 なにしろ暑さで脳が弱っていますので(暑さのせいばかりではない?)





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