壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

ボールは上ではなく、下に…

2013-11-14 22:12:16 | Weblog

第一次安倍内閣がいき詰まった7年前、ある政治評論がこう言いました。「自民党は人事に窮すると、ボールを上に投げる」。

そののち事態を取り繕うに、福田康男さんが内閣総理大臣になりました。「あなたと私は違うんです」って、結構名言だったような…。

自民党は、安倍さん失墜ののちも、比較的年齢の高い方を党のリーダーに添えました。麻生さん、そして谷垣さん…。

――今日、我が「おちあい誠記後援会」会長に、私より若い40代半ばの方の就任のご承諾を戴きました。12年前に最初の後援会を設立した際の、いわば“生え抜き”と言ってもいい、かけがえのない盟友です。当時、下戸に近い氏とあるところで偶然会った際、「おちあいさん、町議選に出るって聞いて、多分自分にも声がかかるかなって」と。

結局、氏は10年間の青年部長、わずかの期間の副会長をお努め戴きました。

敢えてボールを下に投げることで、新しい「おちあ誠記後援会」の出発にふさわしい、若々しいリーダーを得ることができました。

願わくは明日、「おちあいさん、カミさんと相談したんだけど…」がないように…。


小さな市と大きな町…

2013-11-13 20:54:42 | Weblog

連合栃木議員懇談会・2013年度「首長講演会」・「第2回地域交流会(那須地域)」で、那須塩原市を訪れました。同市は平成17年、旧烏山町と旧南那須町の合併により誕生しました。

旧那須町の町長から初代同市長になり、先の選挙で3選目の当選を果たされた大谷範雄氏の講演の前に、まず同教育委員会の担当課の方から、市長肝いりの「サタデースク―ル」の取り組みについて説明戴きました。

そして大谷市長からは、選挙、そして「栃木県で最も小さい、人口3万人に満たない本町を研修先に選んで戴き」との、お礼の言葉を頂戴しました。

合併後にまず取り組んだ、職員数の適正化――336人から256人と20%の削減、小中学校の全教室エアコンの設置、2名の死者を出した東日本大震災の被害への対応、未整備交付金55億円を投じたライフライン&インフラ整備…。

大谷市長はこれらのまちづくりを、「合併の恩恵」と位置付け、さらに、地元の県立烏山高校の存続を強く要望されました。

思い出すのは、玉川大学文学部英米文科科の、烏山女子高出身のMさん。色白の美人で、男子学生から大変人気がありました。同郷のよしみを感じながら、クラスが違うこともあり、卒業間近にわずかに言葉を交わしただけ。烏女(からじょ)は確か数年前、烏高(からこう)に併合されたはずです…。

人口3万人を切った那須烏山市と人口4人万弱の壬生町。優劣をつけるのはゲスの極みというものの、どうすれば市民に多くを還元することができるかに自身の情熱を傾ける、大谷市長の思いを感じ得た、そんなひとときでした。


仙台市――6次産業化の取り組みについて1

2013-11-11 20:11:19 | Weblog

仙台市における研修メニューの2つ目は、経済局農林部農業振興課の方から「6次産業化の取り組みについて」説明を――。

やっっけで申し訳ございません。明日はボランティア『頑張り隊』の活動日にあたり、今晩は早寝につき、まずは研修項目のみを挙げさせて戴きます。

1.6次産業化人材育成研修事業=6次産業化に取り組む際の、加工や販売に必要な知識、感覚などを身につけるための連続講座を実施。

2.6次産業化専門派遣事業=6次産業化に取り組む上で必要な様々な知識や技術を得るため、個別に指導や助言を得ようとする農業者に対し、適切な専門家を派遣する。

3.6次産業化等先進地研修事業(新規)=農業に関する水耕栽培やIT技術等の新たな技術や、加工等の6次産業化を行う場合に必要なノウハウなどの取得を目的に、先進地で一定期間研修を行う場合、費用の一部を負担する。

4.6次産業化推進補助事業=農業者が加工・販売に取り組む際の機械・器具等の導入や新商品開発の際のマーケティング調査、パッケージデザイン費用などの経費の一部を負担する。

5.農産物の加工支援=農業園芸センター加工棟を利用して、加工技術の指導や助言を行うことで、農業者自ら農産物に付加価値を付けて収益性を図る。

――申し訳ございません。今日は、ここまで!


仙台市――介護サービス基盤の整備について

2013-11-10 13:54:43 | Weblog

仙台での視察研修については、いずれ報告書をまとめなければなりません。なので、下準備的に各か所少しずつ、その内容に言及させて戴きます。

まずは11月5日仙台市役所にて、健康福祉局高齢企画課の方から「介護基サービス基盤の整備」について、説明を戴きました。

4月に、仙台市及び仙台市外(宮城県内)の特別養護老人ホームにおける仙台市民の入居状況の調査では、市内48施設を含む宮城県内132の特別養護老人ホームで3,836命の入居申込者が。介護度別の内訳では要介護1が全体の14.8%、要介護2が20.2%と高く、現在の生活場所別内訳では自宅が44・7%、病院が17.4%、老健が26.3%となっています。

特筆すべきは、要介護度が低いうちから、ヒヤリング等の実態把握に注力し、行き場のない状態をなるべくつくらぬよう努力がされています。

 対して平成24年度から同26年度の高齢者保健福祉計画・施設整備計画では、特養老が目標600人分、介護老人保健施設が360人分、グループホーム360人分、ショートステイ12事業所、有料老人ホーム等が300人分を掲げ、確実に実績を挙げています。

質疑の際私からは、おもに「事業進捗のためのコツ」&「財源の調達について」をお聞きしました。何より先の実態調査をもとに、3年間緻密なスケジュールのなかで、適正規模な施設、建設用地確保のタイミング等、介護保料に過度に頼ることなく、市債発行などにより賄っているとの説明を戴きました。

健康寿命を延ばしていくために、“豊齢力アップ”の予防介護にボランティア等の資源が活用されているということで、人口106万人の大規模自治体ならではの包括的な取り組みに、瞠目を致しました。


連合栃木“GoGoGo”

2013-11-08 21:08:43 | Weblog

連合栃木「躍進の集い」に出席致しました。

事前の大会で、同会長に加藤剛(たけし)氏が、事務局長に吉成津剛(つよし)氏が選出され、退任される前会長の青木義明氏からは「GoGoコンビ」と…。そののちも、「連合のGoも合わせて、GoGoGo」との、前進を期する空気感に、会場は包まれました。

ご来賓では、古賀伸明連合会長の、まさに真骨頂ともいえる激励のあいさつが展開されました――。

党関係においては、新自由主義に対する嫌悪に言及するのの、なお「物言えば、唇寒し」的雰囲気は払底できないのかな、と。

会場ではたくさんの関係者の方々から、「おちあいさん、まだ名前が挙がっていないんだけど」と、お声掛けして戴きました。来年のミニ統一選では、ほか自治体の候補予定者がすでに連合推薦を決定しています。自身の件は来週、しっかりすっきり解決しなければ…。

まずは、壬生町議会議員選挙に対する周知を戴いていること、そのこと自体が光栄の極みです。落合のGoも含め、“GoGoGoGo”で頑張ります!


キラキラ☆に向かって

2013-11-03 21:55:23 | Weblog

 東北楽天ゴールデンイーグルスが、たった今日本一の栄冠に輝きました。まずは、おめでとうございます。何より、被災地の復興・再生の最高のエンジンを得たことに、地元の皆さんも、さぞお喜びのことと思います。

阪神ファンの私としては、やはり自力を日に日に蓄えた今年の楽天の存在は、羨望の対象でした。敗れはしましたが巨人ともども、強いチームがクライマックス・シリーズを制し、日本シリーズを戦う権利がある、そのことを認識したここ数日でした。

明後日の5日から、優勝の余韻冷めやらないであろう仙台に、壬生町議会有志議員計3名で視察研修に伺います。以前にも言及しましたが、「介護サービス基盤の整備について」「第6次産業化の取り組みについて」「指定管理による子育て支援について」の3件を主に、小野寺健仙台市議のご厚情により、同市役所等で研鑽を積ませて戴きます。

東北のプロ野球チームの日本一とあって、仙台のまちも大変華やいだ雰囲気になるでしょう。小野寺市議から「3日で(日本)シリーズが終わるから、市内も落ち着きを取り戻すと思います」と聞いていましたが、“郷に入れば郷に従え”の通り、仙台グルーブに身を委ねるのも一興かなと。

とにかく、キラキラ光る☆に向かって、気を付けて行ってまいります。


驕ることなく…

2013-11-02 21:07:30 | Weblog

自治体議員フォーラムとちぎの、年一回の視察研修から戻ってまいりました。

栃木県水産試験場(那珂川町)――渡邉酒造(大田原市)――山田ふるさと農園(茨城県大子町)――袋田の滝(同)――茨城県立歴史館と、盛りだくさんのメニューを遂行。特に大子町の山田ふるさと農園事業に感銘。同所は、町への定住促進及び町有遊休地の利活用&地域の活性化を推進することを目的に、町所有地を農園付きの住宅地として20年間無償で貸与しています。

担当の職員の方に「私だけ唯一、町議会の議員です」と告げると、「壬生さん、時おり伺っています。おもちゃ博物館等、大変参考にさせて戴いています」との返事が。恐縮しながら、大子町の変遷をたずねると、過去に人口MAX4万2千人を記録したとのことでした。しかし今は、人口減少に歯止めがかからないとのことで…。

現在、人口2万人。しかしながら、同町の文化協会の作品展示では、役1,200点が集結したそうです。これはとりもなおさず、“ソーシャル・キャピタル”の高さを現しているいると、そう認識します。

これらを踏まえ、驕ることなくふるさとのまちづくりへと、提起提言を続けていくことこそが、議会議員の役目であると。“人口一万人増で、壬生市誕生”のハードルは、容易にクリアできるものではないことを、特に議員は、しっかり認識しなければ…。