松山の市役所前の堀端に
八股榎大明神さんという社があります。
赤い鳥居と赤いのぼりに、榎の大木がありました。
(この大木昨年に折れてしまい、先月伐採されてしまいました)
その榎には、江戸時代終わりごろから狸が住みつき、
お袖たぬきと呼ばれていました。
お袖たぬきさんは、木の上に登って、
かっこいい男の人を眺めていたそうです。
ただ、凄い神通力をもっていて、
病気を治したり、商売繁盛やら、ご利益をもたらし、
皆から慕われていたそうです。
ところが、昭和10年堀端の埋め立てで、
その榎が伐採されてしまいました。
・・・
住処を失ったお袖たぬきさんは、
なんと、今治の大井駅(今の大西駅)に現れ、
重茂山ふもとの明堂というお堂に住み着いたのです。
そして、ここでも神通力を発揮して、みんなの病気を治したのです。
「おたぬきさんの一点灸」という技。
これが人々に知れ渡り
明堂さんは、お参りの人だらけになり、
毎日何千人もの参拝客、
露天にバナナのたたき売り、白タク、参拝の船
讃岐の金毘羅さん状態に?
大騒動です。
大渋滞に、事故、犯罪も、・・結局警察の取り締まり、
また邪教疑いまで、
しかしながら、この騒動のおかげで
この大西地区は、たいそう、景気がよくなったそうです。
ただ、この騒動は長続きしませんでした。
お袖たぬきさんが、松山に帰ってしまったのです。
しかし、熱心な信者さんはいまして、
90年後に、また同じようなことがおこると、言われています。
なんとそれが、
今年、昭和100年、2025年なんです。
数十年前に予言されていました。
平成4年発刊の「今治の伝説集」にちゃんと書かれています。
・・・・
先月つまり2025年2月に、
松山の榎の大木が、また、伐採されてしまったじゃないですか!
今、また、大西の明堂に、お袖たぬきさんが、
来ているかも、・・・・・。
「今治の伝説集」、「お袖狸汽車に乗る」、「伊予の狸話」
たぬきは、おもしろい!
○。


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