田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

泣く男(우는 남자)

2019年10月21日 16時40分48秒 | 日記

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 少女を守るために戦う孤独な男の姿を描いて話題となった「アジョシ」のイ・ジョンボム監督が、チャン・ドンゴンを主演に迎えたアクションドラマ。幼い頃に捨てられ、中国系組織に殺し屋として育てられたゴンは、ある時、アメリカでの任務中に誤って少女を巻き添えにしてしまう。やるせない思いにかられたゴンに、組織は少女の母親モギョンを葬れとの新たな命令を下す。これを最後の仕事と決めたゴンは、モギョンを追って祖国韓国に戻るが、娘を亡くして悲嘆に暮れるモギョンに対して引き金を引くことができず……。(映画.comより)

<2017年7月4日netflix鑑賞>

 

 

 

 「アジョシ」の監督なんですね。私は「アジョシ」も好きだったけれど、年代的にチャン・ドンゴンを見てきた世代なので、こちらで心惹かれて「いつかは」と思っていました。個人的にはチョン・ウソンと時々混同しました(笑)。いや、でも「友へチング」や「ブラザーフッド」なんかは明瞭に覚えていますけどね。

ということで、映画です。数字的にはヒットにならなかったんですってね。でも、私は好きでした。悲しくて悲しくて、本当に泣きました。みな、生きてゆくのに精いっぱいで、もう一杯いっぱいなのはわかるんだけど、かあさん、どうして・・・。

 優秀な殺し屋だったドンゴンはしかし、深夜の裏社会バーで、誤って少女を巻き添えにしてしまいます。こんな時間こんなところに、どうして幼い少女がいたのか。いたいけな少女と、そのダメ父親を知るにつけ、それが薄々わかっていながら少女を手放したキャリアウーマンの母親に、矛先が向かうようになります。そして下される母親の暗殺命令。そして話の展開と共に、ドンゴンのフラッシュバックで彼の幼い頃も描かれます。かあさんと二人っきりだった幼い頃。ドンゴン少年は、かあさんと一緒だったら他には何もいらなかった、貧乏だろうとなんだろうと、かあさんと一緒なら耐えられたのに。生活、いや人生の改善を夢見てボクと一緒にアメリカに渡ったかあさん。でも、上手くいくわけなんてない。あっという間に落ちて荒れきったかあさんは・・・。

 仕事での成功のために、娘を手放したキャリアウーマンの母親に、つい自分の境遇を重ねてしまい、許せなくなる殺し屋ドンゴン。その一方で、失意の母親に同情し、自分のやったことを深く悔いてもいるドンゴン。欲を言えば、この感情を前面に押し出すのなら、銃撃戦をもう少しタイトに絞ってもよかったかもです。すさまじい銃撃戦は、見ごたえのあるものではありましたけれど。

 ラスト、傷だらけのドンゴンは、アメリカに渡る前にかあさんと一緒に行った銭湯を回想します。背中を流してくれたかあさん、笑顔のかあさんを思い出しむせび泣く「泣く男」。大の男が泣く姿、涙なしでは見れませんでした。切なすぎます。この映画、女性は男の子がいるかどうかで、感想が違うかもしれません。個人的には、辛すぎるけれど好きな映画です。

 そうそう、キャリアウーマンの母親を演じているのがキム・ミニだったのですね!その時はまだ知らなくて、そののちホン・サンス監督のミューズだとかで「お嬢さん」とか「クレアのカメラ」を見たのでした。きれいな女性です。

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