田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

バービー(Barbie)

2023年08月18日 14時22分32秒 | 日記

Barbie (2023) - Posters — The Movie Database (TMDB)

BARBIE THE MOVIE Character Posters - Tom + Lorenzo

Barbie' is coming: What can she tell us about modern movie poster trends? |  Euronews

 世界中で愛され続けるアメリカのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングの共演で実写映画化。さまざまなバービーたちが暮らす完璧な世界「バービーランド」から人間の世界にやってきたひとりのバービーが、世界の真実に直面しながらも大切なことは何かを見つけていく姿を描く。

ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこに暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ピュアなボーイフレンドのケンとともに、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。ところがある日、彼女の身体に異変が起こる。困った彼女は世界の秘密を知る変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出る。しかしロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに見舞われてしまう。

「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」のグレタ・ガーウィグが監督を務め、「マリッジ・ストーリー」のノア・バームバックとガーウィグ監督が共同で脚本を手がける。(映画.comより)

 

 

<2023年8月13日 劇場鑑賞>

 子供の頃、バービー人形で遊んでいません。なぜなら、そんな高いおもちゃは買ってもらえなかったからです。しかし、周りでもバービー人形持ってる子なんて知らなかったな。類は友を呼んでいるのか(笑)、私が知らなかっただけなのか。だいぶ大きくなってから、何かの情報で知ったくらいです。でも、その時でも「かわいいな」と思いました。

 バービーに関係ないのですが、いつもテレビなどで”はやったもの”などを特集してると、自分には買ってもらえなかったものや知らなかったものが多く、自分の子供時代の貧乏加減をしみじみ知らされるので、辛いと思うことが多いです。だから、こういう特集番組、好きではないです。関係ないことをすみません。

 さて、バービーです。華やかな世界に憧れがあるので、かわいい女の子やきれいな人が一杯出て来て、ピンク色に染まった世界は、とても楽しめました。もちろんですがマーゴット・ロビーも超かわいい。しかし、男性陣がむさくるしかった(笑)。ケン役にライアン・ゴズリングはないわ。もちろん彼は名優ですが、もうこんな役をやる年齢ではないでしょう。ドライバーやジャズピアニストが似合うやや渋い年齢なのですから、これは痛かったかも。マーゴット・ロビーの年齢に合わせた男性を持って来たのかもしれないし(それにしても少し上だが)、私のイメージが凝り固まっているだけかもしれませんが、やはりここは無名でもいいから、バービーもケンも、もう少し若い人がよかったかも。アジア系のケンも「シャン・チー」のシム・リウなので、人形の世界にしては体がごつすぎたかも。アクションには向いていると思うけど。女性が華やかだっただけに、男性陣にもっと美少年軍を持ってくるべきだったと思うのは私だけでしょうか。

 映画は予想外にシリアスな感じでした。もっとパァ~と能天気な映画かな、と思っていたのですが、なかなかどうして、女性に対する応援になっているのみならず、女性自身の自覚をも促す、まずは自分たちがきちんと目覚め、連携してゆくことの大切さを描いている映画でした。さすがにグレタ・ガーウィグ監督です。個人的に、彼女の他の映画も好きです。「フランシス・ハ」録画してあるのに!早く見なくちゃ。

 ラストシーンは意味深だったけれど、私はバービーが人形から人間になって行く過程なのかな、と思いました。違うかもしれませんけれど。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マイ・エレメント(Elemental) | トップ | ランガスタラム(Rangasthalam) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私のツボは (onscreen)
2023-08-26 15:01:24
たった一回だったが「本音」、が画面上に ズバッ!!!と登場したシーン(汗)

それはバービーが「自分なんてもう可愛くない」とのたまう所。


でその瞬間、ナレを担当する ヘレン・ミレン が突っ込む。

「(美女の)マーゴット・ロビー にそう言われてもねえ… 」
返信する
そうです!私も聞きました。 (ミキ)
2023-08-27 18:04:13
確か「説得力なし」と続いたと思います。何、今の?と思いました。夢のようなピンクの世界を楽しんでいたのに、突然入った現実的なセリフ。めっちゃ違和感でしたね(笑)。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事