田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ギャングスターNo1(gangster no.1)

2013年04月02日 22時00分36秒 | 日記

 

 現代のロンドン。55歳のギャングスターの耳に、投獄されていた元ボスの出所のニュースが入った。動揺するギャングスターの想いは、1968年のロンドンへと飛ぶ。若きギャングスターは、暗黒街で恐れられていたボスのフレディの手下だった。ギャングスターはボスであるフレディのすべてに魅了され、組織の中でしだいに頭角を現わしていく。しかしフレディがカレンという女性に惹かれたことから、2人の関係は崩れ始める。ギャングスターは自分がフレディの代わりにナンバー1になる願望を抱き、ワナを仕かける…。(tutaya onlineより)

 

 

 

 古い映画をすみません。娘が「アイアンマン」シリーズにすっかり魅了され、なかでもジャーヴィスが大好きらしくて、すっかりポール・ベタニーのとりこなんです。それで、彼の作品を次々借りてくるもんで、見てない作品は便乗して見ちゃってます。

ということで「ギャングスター」です。見てビックリ!ずらりオールスターじゃないですか。冒頭からマルコム・マクダウェルなんですもの。お金持ちそうに見えるマルコム、しかし、ある事実「フレディが出所した」・・・それを聞かされた瞬間から、苦悩に満ちた顔をし、そこから過去へと回想シーンが始まります。

舞台は1968年のロンドン。ギャングたちがしのぎを削る中、ひときわ目立った存在のボスがいました。その名はフレディ、演じるはデヴィット・シューリス。若いですね!(当たり前ですが)。ある日、フレディにスカウトされた若かりし主人公。演じるはポール・ベタニー、彼はすることなすことバッチリ決めてるフレディに憧れまくります。

そしてめきめき頭角を現し、すっかり右腕に。しかし、ある日一緒に行ったバーで、フレディは接待に出て来た女に、あろうことか本気で惚れてしまうのです。最初から男を値踏みしたであろう酒場の女。特別若いわけでも、とびきりの美人なわけでもなく、この程度の女なら今まで腐るほどいたであろうと思えるレベルの女。これが、主人公には許せなかったのですね。

あるいはすでに、高貴な女でも許せないほどフレディに強い思い入れがあったのでしょうか。女は一人しか登場しなかったので、その辺はよくわかりませんが、とにかく主人公の心は一気にフレディから離れてしまいます。

そして、強い慕情は強い憎しみへと変わり、権謀術数を巡らせてその地位を乗っ取ってしまいます。フレディより、手段を問わない過激さを持った主人公はあっという間にトップに上り詰めます。

しかし、その後は成功したにもかかわらず、あまり豊かな人生を歩まなかったようですね。家族もないし。結局は男色だったのかもしれませんね、自分でそれがわかってなかっただけで。

ちょっと「太陽がいっぱい」を思い出したり・・・。

そしてラストは、長らく服役していたけど恋人を失わなかったフレディと、成功したけど孤独な主人公とを対比させます。

しかし、せっかくここまでぐっとひっぱって見せて来たのに、なぜか主人公が自ら「家族もない、信頼できる友人もない」とか、「金が欲しいのか」「俺はおまえより稼いだ」などと惨め極まりない姿をさらすんですね。ここが腑に落ちなかったですね。なんでここに来て醜態をさらすのかな。見え透いていても、最後まで力んでいて欲しかった。そんなわかりきったこと、わざわざ言わずに。

まぁ、ストーリーにも突っ込みどころはあるんですけどね。敵対するギャングに襲われたのに、なぜフレディだけ助かっているのか、とか。それは恋人も同様。なんで喉かっ切られたのに生きてて歌ってるかな(笑)。殺しに来る奴らもプロなはずだし、肝心のボスの殺害に失敗するかな。

一番の疑問は、み~んな歳取った後は老けメイクなのに、何故にポール・ベタニーだけが役者が変わってるか。老けメイクがよっぽど似合わなかったのかな(笑)。

ま、でも、自意識過剰な若者をポールはとても上手に演じてました。

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