ベテラン検死官トミーは、同じく検死官の息子オースティンと遺体安置所を営んでいる。ある嵐の夜、警察から緊急の依頼が入る。それは、謎の惨殺事件の現場から全裸で見つかった身元不明の美女“ジェーン・ドウ”の死体の検死解剖だった。通常の検死だと思われたが、メスを入れ解剖を進めるにつれ、体内が焼かれ切断されているなど、異常な状態が判明。やがてあり得ない物の数々が体内で見つかり、起こり得ない現象が次々と発生、衝撃と戦慄が走る。外は暴風雨、通信も途絶えていた。隔絶され、閉ざされた空間で、逃げ場のない恐怖が始まる…。 (松竹ウェブサイトより)
<2018年6月16日録画鑑賞>
ベテラン検視官トミー役はブライアン・コックス、その息子役はエミール・ハーシュ。身元不明な死体なので”ジェーン・ドゥ”。事実に基づく検視、さすがの解析、ブライアン・コックス。なので、知的な展開を期待していました。というか、そういう映画だろうと思っていたのです。ところが、話が進むにつれてオカルトに。どんどん信じられない方向に話が展開し、怖かったことこの上なし。生きているはずのない年月を経て、そんなに怨念だけで物事がどうこうなるものなんでしょうか。個人的にはちょっと信じがたく、置いてけぼりをくらったような感じです。ほとんど「リング」か、と思いました。いや、違うかもしれませんが。
ただ、役者さんたちは素晴らしかった。こういう世界に入り込める人は、とても楽しめると思います。ところで、関係ないのですが、エミール・ハーシュとジム・スタージェス、そしてウェス・ベントリーって、似てると思いませんか。私だけかなぁ。
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