紅茶は茶の葉を完全に発酵(酸化)させて 揉みながら乾燥させた、日本の煎茶(不発酵)とは対極にあるお茶です。
主にインド・スリランカ・アフリカを中心に生産され、世界の茶生産量の約70%を占めています。
我が国でも明治初期に紅茶の種子が導入され輸出用として生産された時期がありましたが、品質やコスト面でインドやセイロンなどの海外製品に太刀打ちできず、1955年の約8500tをピークに減産に転じ、その後 紅茶輸入自由化とともに大部分が姿を消していきました。 現在では三重や九州の一部で地場消費用に生産(1~3t)され流通されています。
今回は、佐賀県の嬉野で生産されている紅茶を淹れてみました。
一般的なティーパックの紅茶と違って渋みも少なく、まろやかな(柔らかな)優しい口当たりです。 これなら和菓子にも合いそうですね。
ご当地の特産品を使用したグルメ(地産地消)が流行っているせいか、日本の紅茶にもブームが来そうな予感・・・
う~ん・・・ 早く、皆さんに色んな「お茶」を提供できる環境を整えたいですね・・・ もうしばらくの辛抱(?)カナ???