町のPTA研修会があり、当日スタッフとして参加することになりました。子育てに関する講演会は久しぶり。こういう講演会では、その道のスペシャリストが講師の先生としてお話してくださいますよね。確かに勉強になるし、いいお話が聞けてよかったって毎回思うのですが、その一方で話を聞き終えた後は自分の子育てのダメッぷりが浮き彫りになってドーンと沈むことも多いのです。
今回はある高校の校長先生が講師でした。穏やかで静かな語り口は、咳止めを飲んでいる私にはちょっと心地よすぎて危ない目に何度も陥りそうになったけれど、でもお話の内容は“子育ては○○してはいけない”というような教義ではなく自分の子育てを振り返った具体的な話で、自分の気持ちとリンクする部分が何箇所もあったので、そのたびに胸がキュッとする思いで聞いていました。
私がこの講演会で心に残ったのは、“待つ”ことでしか発芽しない子どもの成長があるという事です。“待つ”という事、親として分かっていてもこんなに難しい課題はないように思えます。でも、目に見える結果を急がずに子どもの光の部分も影の部分もじっくり向き合っていこうと思いました。
帰ってきたら眠気がどっと押し寄せてきました。お昼寝気持ちよかったなぁ～。